Waylandクライアントとして動作するXサーバ「XWayland 24.1」リリース
2024年5月17日(金)
Waylandクライアントとして動作するXサーバ「XWayland 24.1」が5月15日(現地時間)、リリースされた。
XWaylandは、Waylandクライアントとして動作するXサーバ。XWaylandによって、Waylandコンポジタの範囲内でネイティブのX11クライアントアプリケーションを動作させることができる。
「XWayland 24.1」は、スタック全体で長い間取り組んできた明示的な同期サポートを提供する。明示的な同期サポートは、ドライバ側のサポートがR555 ベータドライバとともに NVIDIA独自のLinux グラフィックドライバに大きな改善を施す。また、「XWayland 24.1」では、NVIDIAが最近のドライバ バージョン全体でGBMを最終的にサポートするようになったことで、EGLStreamバックエンドが削除されたほか、OpenGLを使用した2Dアクセラレーションの手段としてGLAMORの改善とGLAMOR OpenGL ES 3.0 シェーダのサポートも提供する。
「XWayland 24.1」は、Webサイトから無償でダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
アナウンス
その他のニュース
- 2024/12/14 AWS、「Data Exports for FOCUS 1.0」の一般提供を開始
- 2024/12/13 Linuxディストリビューション「OpenMandriva Lx 24.12 "ROME"」リリース
- 2024/12/11 オープンソースのエミュレーター「QEMU 9.2」リリース
- 2024/12/10 systemdの代替を目指すサービスマネージャ「GNU Shepherd 1.0」リリース
- 2024/12/9 軽量なLinuxディストリビューション「manjaro 24.2」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。