日本HP、PoE+スイッチ機能搭載無縁LANコントローラーを発表

2013年6月8日(土)

日本ヒューレット・パッカードは6月7日、PoE+スイッチ機能を搭載したネットワークコントローラー新製品「HP 830 PoE+ Unified Wired-Wireless LAN Controllerシリーズ」と、ハイエンド向けシャーシ型コアスイッチ「HP 10500シリーズ」用の無線LANコントローラーモジュール「HP 10500 20G Unified Wired-WLANモジュール」を発表した。

「HP 830 PoE+ Unified Wired-Wireless LAN Controllerシリーズ」は、8ポート/24ポートのPoE+対応スイッチを搭載した無線LANコントローラーで、スイッチ機能を提供すると共に幅広いアクセスポイント製品(MSM430/MSM460/MSM466/MSM466-R)を同時に制御、管理することが可能。これにより、無線LANと有線LANを一括して、シームレスにネットワーク統合管理することが可能になり、BYODへの対応を容易にする。本製品はハードウェア・ソフトウェア両方がライフタイム保証に対応しているため長期的な投資保護が可能。

「HP 10500 20G Unified Wired-WLANモジュール」は、ハイエンド向けシャーシ型コアスイッチ「HP 10500シリーズ」用の無線LANコントローラーモジュール。アクセスポイント製品(MSM430/MSM460/MSM466/MSM466-R)の制御、管理機能を、「HP 10500シリーズ」に組み込むことで、より大規模な有線LANと無線LANのシームレスな一元管理が可能。モジュールあたり最大1024 台をサポートする。

発表した製品群は、Comware OSベースのスイッチと共通のプラットフォームを使用していることから、コアからエッジにいたる有線LANおよび無線LANネットワークにおいて同様のコマンドラインで設定管理することができ、管理者の負担を軽減する。さらに、IPv6対応、無線チャネルとカバレッジを最適化する「Radio Resource Management」、Wi-Fi以外を原因とする干渉を特定し、チャネル/無線出力を自動調整する「Wi-Fi Clear Connect」、自動でクライアントの負荷分散を行う「ロードバランシング」、速度の異なる無線規格で通信するクライアントの使用感を向上させる「Air Time Fairness」といった機能も提供される。


日本ヒューレット・パッカード
http://www8.hp.com/jp/ja/home.html

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