GMOインターネット、「日本OpenStackユーザ会」ボードメンバーに参画
GMOインターネットは10月16日、日本国内での「OpenStack」の普及促進に取り組む「日本OpenStackユーザ会」のボードメンバーに参画したと発表した。今後は、GMOインターネットのOpenStackに関する実績を生かしつつ、OpenStackを活用したプロダクトの機能強化や関連情報の発信を通じて普及推進に貢献していくという。
OpenStackは、信頼性の高いクラウド環境を低コストで実現する有力な基盤として、現在、注目を集めているオープンソースソフトウェアの1つ。OpenStackの開発コミュニティにはNASA(米航空宇宙局)や米国の大手クラウド事業者RackSpace社をはじめ、国内外から100以上の企業・団体が参加しており、世界中の技術者がOpenStackの性能向上のため開発に協力している。日本においても、2010年にコミュニティ「日本OpenStackユーザ会」が設立され、日本国内でのOpenStackの普及活動が行われている。
一方、GMOインターネットでは、OpenStackを採用したサービスとして、VPSサービス「ConoHa byGMO」(以下、「ConoHa」)を提供している。また、「日本OpenStackユーザ会」の活動主旨に賛同し、「日本OpenStackユーザ会」の円滑な活動を支援するため、これまでに以下の支援活動を行っている。
・OpenStackに関する技術情報の提供
国内ではまだ数少ないOpenStackによる商用サービスの運用経験に基づく技術情報の積極提供
・ユーザ会カンファレンス開催のための会場提供
会員の情報交換・親睦を深めるためのカンファレンス開催時における会場の提供
・ユーザ会へのサーバー環境の提供
日本OpenStackユーザ会のコミュニティ運営に必要な「ConoHa」をはじめとするサーバー環境の提供
今後は、「日本OpenStackユーザ会」のボードメンバーの一員として、引き続き支援活動を行うとともに、OpenStackに関する実績を活かしつつ、コミュニティ活動に一層貢献していく。
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