ミラクル・リナックス、Zabbix 2.0対応の大規模システム向け統合監視サーバ「MIRACLE ZBXR8200」を発売
ミラクル・リナックスは2月18日、企業向け統合監視サーバの新たなラインアップとして、Zabbix 2.0に対応した大規模システム向け「MIRACLE ZBX8200」を発売した。MIRACLE ZBXによる監視を効率化するオプション製品「設定バックアップオプション」と「監視データ出力オプション」、「PRIMERGY監視テンプレート」が無償でバンドルされる。
MIRACLE ZBX8200は利用実績が豊富なZabbix 2.0に対応し、以下の機能とサービスをオールインワンで提供する。
・日本品質の高信頼性PCサーバ「FUJITSU Server PRIMERGY RX200 S8」を採用
厳格な設計品質と出荷テストで鍛え上げられた高品質PCサーバ「PRIMERGY RX200 S8」を採用。ハードウェアごとに自サーバ監視とチューニングを施し、負荷試験や長期利用を想定したランニング試験に基づいて本サーバでの最適なパラメータ値を検証し設定している。
・データベースの性能向上
データベースにMySQL 5.5を採用することで、データベースの性能、およびCPUのスケーラビリティが大幅に向上した。また、テーブルパーティショニングで分割されたデータを操作することで、扱うデータ量を限定し、処理の高速化を可能にした。
・バックアップ、リストア機能を標準提供
「設定バックアップオプション」、「監視データ出力オプション」と、「MIRACLE System Savior」によるリカバリディスクを標準バンドルする。設定データのバックアップ/リストア、監視データのCSV出力によりデータの活用や長期保存、またハードウェア交換時の初期化を実現し、Zabbixサーバの目標復旧時間(RTO)と目標復旧時点(RPO)の短縮を可能にする。
・Zabbixサーバのクラスタ化でシステム全体の可用性を向上
CLUSTERPROを採用し、プロセス障害を自動で復旧可能なシングル構成や、ハードウェア障害にも対応可能なクラスタ構成で障害発生時も監視サービスの継続が可能になった。
・最長10年の長期サポートを提供
日本企業ユーザから求められる安定したバージョンの供給と長期サポート提供の要望に応え、アプライアンスのハードウェア保守期間に合わせて、最長10年のMIRACLE ZBXサポートを提供している。
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