エフセキュア、Linuxサーバ向けのゲートウェイ製品新バージョンをリリース

2014年8月2日(土)

エフセキュアは8月1日、LinuxサーバOS向けゲートウェイセキュリティ対策製品の「エフセキュア アンチウイルスLinuxゲートウェイ」の新しいバージョンとなる、Ver5.10をリリースした。最新ディストリビューションへの対応や、WebUIの刷新を行っている。

「エフセキュア アンチウイルス Linuxゲートウェイ」は、メール送受信やWebブラウジング時に、ネットワーク上でのリアルタイムウイルス検査を行い、ゲートウェイレベルで高性能な保護を実現する製品。すでに提供済みの「エフセキュア アンチウイルス Linuxゲートウェイ」Ver5シリーズに、新たにWebUIを搭載したVer5.10がリリースされた。単なるユーザーインターフェースの変更に留まらず、Webサーバプログラムを変更することにより、WebUIで消費するリソースの削減、応答速度の向上を行っている。本バージョンではWebUIは英語版のみの提供となるが、2014年第三四半期中に、WebUIを日本語化したVer5.20をリリースする予定。

Ver5シリーズでは、従来のHTTP/SMTP/POP3/FTPの各種プロキシに加えて、ICAPサーバとしての機能が追加された。Squidなど、ICAPクライアント機能を持つプロキシからウイルススキャンリクエストを行うことが可能になり、より柔軟に既存のネットワークへ組み込むことが可能となった。また、複数のファイルに分かれていた設定情報を、ひとつの設定ファイルに集約するなど、ユーザの使い勝手の向上を行っている。


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