Google、オープンソースのコンテナ管理ツール「Kubernetes 1.2」リリース

2016年3月23日(水)

Googleは3月17日(現地時間)、オープンソースのDockerコンテナ管理ツール「Kubernetes 1.2」をリリースした。

「Kubernetes」は、Dockerコンテナの作成、レプリケーション、管理機能を搭載したツール。複数のコンテナを1つのシステムとして扱うことができる。

「Kubernetes」の技術は、Googleで既に採用されており、Googleのプログラムを実行すると、プログラムはGoogleのコンテナ技術「lmctfy」によって実行される。「Kubernetes」は、その際に、複数のコンテナを作成し、管理を行うツールでもある。

「Kubernetes 1.2」では更に高い拡張性を実現しており、クラスタあたり最大3万のコンテナを実装できるようになったほか、1000ノードまで拡張可能となった。また、クラスタ管理に関しても大幅な変更が加わっている。他にネットワーク機能の強化など複数の機能強化が施されているほか、GUIも一新されている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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