日本オラクル、ユーザーエクスペリエンスを向上する新しいUIデザインを発表

2014年12月2日(火)

日本オラクルは11月28日、エンタープライズアプリケーションのユーザーインターフェース(UI)に対する顧客からの期待に応えるために、新しいUIデザイン「Oracle Alta User Interface(オラクル オルタ ユーザー インターフェース:以下、Oracle Alta UI)」を開発したことを発表した。

「Oracle Alta UI」は、Webベースおよびモバイル端末専用のアプリケーションに、先進的でシンプルかつ魅力的なUIを実現するためのデザインガイドラインとテンプレートを提供する。「Oracle Alta UI」は、オラクルのクラウドアプリケーションおよびサービスの標準デザインとして、オラクルのモバイル、クラウド、Webアプリケーション向け開発ツールやフレームワークと連携する。

開発者がさまざまなチャネルを通じてアプリケーションやサービスを容易に配信できる、先進的で一貫性のあるインターフェースを作成するための新しいデザインガイドラインおよびテンプレートを提供する。

「Oracle Alta UI」により作成されたアプリケーションの特長は、シンプルなコンポーネント構造と、テキストや図を鮮明に表示できる広い空白スペース。

「Oracle Alta UI」は、以下の4つのデザイン原則に基づいている。

  • モバイルファーストでデザイン
  • シンプルで整理されたレイアウト
  • 明確な情報階層
  • ユーザーエクスペリエンスを向上する直感的なコンポーネント

開発者やUIデザイナーは「Oracle Alta UI」を使用することで、アプリケーションやサービスの品質の向上と配信の迅速化を優先し、より少ない要件で洗練されたデザインを行い、Webおよびモバイルアプリケーションに優れたユーザーエクスペリエンスを提供できる。

「Oracle Alta UI」は、異なるデバイスや表示解像度に合わせて調整可能なレスポンシブなUIデザインを作成できるため、使用プラットフォームに関わらず、一貫したユーザーエクスペリエンスを提供できる。

モバイルアプリケーション開発フレームワーク「Oracle Mobile Application Framework (MAF) 2.0」とJavaアプリケーション開発フレームワーク「Oracle Application Development Framework (ADF) 12.1.3」以降で、「Oracle Alta UI」をサポートしており、カスタムアプリケーションの開発、オラクルのアプリケーション製品の拡張が可能。

「Oracle MAF 2.0」と「Oracle ADF 12.1.3」以降のユーザーは追加コストなしで、「Oracle Alta UI」を利用できる。

「Oracle Alta UI」の特長は以下の通り。

  • 新UIデザインによるパターンの作成:ベストプラクティスに沿った汎用的なパターンの詳細を提供
  • レスポンシブデザインのサポート:異なるデバイスや表示サイズに合わせて調整可能なUIを作成
  • Webとモバイルアプリケーションのサポート:Webとモバイルの両方のアプリケーションにおけるUIデザインの詳細なガイドラインを提供
  • ガイドラインとオラクルの開発フレームワークのシームレスな連携:「Oracle MAF」とJavaアプリケーションフレームワークのコンポーネント「Oracle ADF Faces」は、UIコンポーネントを通じて「Oracle Alta UI」のガイドラインと連携

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