IIJ、「IIJ DRMサービス/ExpressPlay」を提供開始
インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は1月26日、デジタルコンテンツの著作権管理技術のオープンスタンダードである「Marlin DRM」を採用したDRM(Digital Rights Management)サービス「IIJ DRMサービス/ExpressPlay」(以下、本サービス)を提供開始した。
近年、インターネット上における音楽や映画などデジタルコンテンツの視聴増加に伴い、不正な視聴や違法コピーからコンテンツの著作権を保護することがより一層、重要になっている。しかしながら、独自に著作権の管理システムを構築、運用するには、時間とコストの負担が課題となっている。
本サービスでは、著作権保護の分野において豊富な実績を持ち、代表的なDRM方式の一つであるMarlin DRMを採用している。IIJは、米国Intertrust Technologies Corporation(以下、Intertrust)が提供するExpressPlayをIIJ DRMサービス/ExpressPlayとして再販する。
IntertrustはMDC(Marlin Developer Community)の創設メンバーとして、Marlin DRMの技術仕様を策定している。さらに本サービスは、Marlin DRMに加えてマイクロソフト社が提供するデジタル著作権管理規格「PlayReady」にも対応している。配給事業者、レンタル事業者、コンテンツオーナーなどコンテンツ配信・制作事業者は、本サービスを利用することで、DRMシステムの運用や管理を気にすることなく、コンテンツをセキュアに配信できる。
また、クラウド上で大量なコンテンツのフォーマット変換を行える「IIJ GIOクラウドトランスコードパッケージ」など、IIJのサービスと組み合わせて利用することにより、ワンストップで手軽に安全なコンテンツ配信が実現できる。
その他のニュース
- 2024/11/22 「Rocky Linux 9.5」リリース
- 2024/11/21 Arch Linuxのメニューベースのインストーラ「archinstall 3.0」リリース
- 2024/11/21 「LibreOffice 24.8.3 Community」リリース
- 2024/11/21 Fortinet、悪意のあるMicrosoft Excelドキュメントを利用したフィッシングキャンペーンについて注意喚起を発表
- 2024/11/19 「AlmaLinux OS 9.5」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- IIJ、完全従量課金制のCDN「IIJ GIOコンテンツアクセラレーションサービス」を提供開始
- IIJ、ビッグデータの並列分散処理環境「IIJ GIO Hadoopソリューション」を提供開始
- IIJ、クラウドサービス「IIJ GIO」上へのSAP BASIS導入、運用を支援する「IIJ GIO for SAPソリューション」を提供開始
- IIJ、「IIJ GIOホスティングパッケージサービス」のAPIを公開
- IIJ、「IIJ Smart Mobile Managerサービス」にて「セキュアブラウザ」を提供開始
- IIJ、「IIJ GIOリモートアクセスサービス」を提供開始
- IIJ、クラウド型のリレーショナルデータベースサービスを提供開始
- IIJ、ビッグデータ活用の効果を検証するためのトライアル環境と技術支援メニューを提供
- IIJグローバル、IBM iをクラウド上で利用できる「IIJ GIO Power-iサービス」 を提供開始
- IIJ、統合運用管理サービスを統合監視ソフトウェア「Zabbix」に対応