ファーストサーバ、クラウドベースのホスティングサービスの提供を開始
ファーストサーバは2月5日、新サービスブランド「Zenlogic(ゼンロジック)」を立ち上げ、第一弾のサービスとしてクラウドベースのホスティングサービス「Zenlogicホスティング」を提供開始した。
ビジネスシーンでのクラウド活用が進む一方で、IT専門部門やIT担当者を持たない中小企業でのクラウドサービスの導入はスキル面やコスト面に障壁があった。ファーストサーバでは、これらの中小企業にも従来のレンタルサーバーと変わらない手軽さ、使いやすさと料金で、クラウドのメリットを享受してもらいたいと考え、今回のサービスを開発した。
新サービスを支える基盤には、ヤフーが開発した高いセキュリティレベルと安定性を持つIaaS型クラウド基盤を採用し、ホスティングは1契約につき1つの仮想マシン(VM)を占有的に割り当て提供する仕組みとなっている。これにより、クラウドの特性を生かしたホスティングサービスの提供が可能になり、メモリ/CPU/ハードディスクの「リソース保証型のサービス」を低価格で提供する。それに加え、リソースの増減もできるため、ビジネスの拡大に伴い、よりリソースが必要な場合にも柔軟に対応ができる。また、従来型レンタルサーバーと違い新サービスでは一般的なSaaSのように同一サービスを改善し続ける。これらにより、ユーザーはサーバーの乗り換えを気にすることなくサービスを使い続けることが可能になる。
さらに、安心・安全への取り組みとして、Webアプリケーションを通した不正侵入を防御することのできるWAFを標準導入、データのバックアップはユーザーのサーバーとは物理的に異なるバックアップシステムにて日次取得で3世代分を保持している。
ファーストサーバでは、新サービスは従来のレンタルサーバー事業を根本的に変えるものであり、自社で所有していたサーバーを全てクラウドに移行することで、自身の事業モデルを「物理的なリソース貸し業者」から「顧客志向のサービス提供事業者」へと転換を図っていく。
顧客サポートにおいては、さらなる品質の向上はもちろん、個々の問い合わせやユーザーのビジネスの課題にあわせて、高い専門技術をもったスタッフがサービスの提供と支援に取り組んでいく。
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