ファーウェイ、ONOS・ONFと協力し、通信事業者向けSDNエコシステムを構築

2015年3月27日(金)

ファーウェイは、ONOS(Open Network Operating System)およびONF(Open Networking Foundation)と共同で、 オープンで革新的なSDNの業界エコシステムを構築し、通信事業者によるSDNの商用利用を推進していくことを発表した。

近年、 超高速接続とコスト削減への関心を背景に、通信事業者がネットワークアーキテクチャを変革する際にSDNが重要な要素となっている。こうしたなか、世界の主要な通信事業者や機器ベンダーが参加するONOSプロジェクトは、 業界で初めて通信事業者のネットワークとサービスの要件に焦点を当てたオープンソースによるSDNコントロールプラットフォームを提供している。ONOSは、高性能、信頼性、セキュリティ、拡張性など、通信事業者のニーズを考慮するとともに、優れたアーキテクチャ設計を採用しており、通信事業者が今後のビジネスを構築する上で、理想的な選択肢となっている。

ファーウェイのSDNソリューションはONOSプラットフォームを全面的にサポートし、ONOS、ONF、Open Platform for NFVとの連携のもと、一貫性を持ったオープンかつプログラマブルなSDNネットワークアーキテクチャを構築し、通信事業者のニーズに対応していく。

ファーウェイは通信事業者のビジネス変革とイノベーションをサポートするSDNアーキテクチャの開発に取り組んでいる。こうしたアーキテクチャにより、通信事業者は運用効率の向上や柔軟なサービス展開、ネットワーク機能のオープン化を実現することができる。ファーウェイは現在までに、世界の主要な通信事業者と40を超える共同イノベーション・プロジェクトを実施しており、世界のSDN商用化を牽引している。


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