ミランティス、ベンダーニュートラルなOpenStackを習得できる実践的トレーニングを提供開始

2015年4月10日(金)

米ミランティスの日本法人であるミランティス・ジャパンは4月7日、日本国内のクラウドシステム開発者や運用者向けに、OpenStackの実践的なトレーニングである「OpenStack Bootcamp(ブートキャンプ)」を5月26日から提供開始すると発表した。

600名以上のOpenStack専門の技術者を擁し、世界最大規模の独立系OpenStackソリューションプロバイダーとして、OpenStackディストリビューション「Mirantis OpenStack」を提供するミランティスは、OpenStackの教育サービスのリーディングプロバイダでもあり、世界中で5,000人を超える技術者へのトレーニングと認定資格を提供してきた。

ミランティスのトレーニングは、忙しい技術者が、実践的な技術を短期間で習得できるように、内容の60%以上がハンズオン形式で提供される。また、ベンダー固有の機能や技術を一切含まない 100%ピュアなOpenStackの技術を対象としており、幅広い市場ニーズに対応可能な汎用性の高い技術と知識を習得することができる。

さらに、ミランティスは、OpenStack開発コミュニティへの貢献度が世界で最も高い3社の1つとして、コア・プロジェクトをはじめ数多くのOpenStack関連プロジェクトに密に係っており、最新リリースや最新テクノロジーを迅速にトレーニングにも反映可能で、今回提供開始するトレーニングは、OpenStackの最新リリースである「Juno」に対応している。

これらの特長から、ミランティスのトレーニングは、受講者の満足度が非常に高く、受講者の 95%以上が同僚や友人にミランティスのトレーニングサービスの利用を推奨しており、また、トレーニング受講後の認定資格は、エンジニアの技術レベルを評価する汎用指標にもなっている。

ミランティスOpenStackトレーニングのコースと概要は以下の通り。

  • OpenStack Bootcamp I (OS100)
    OpenStackに関連する知識やスキル取得を目指すITプロフェッショナルのために設計された3日間のハンズオンを含むトレーニングコース。コミュニティに関する基礎知識から始まり、アーキテクチャ、各コンポーネントの役割、全体の構成や相互作用を理解し、OpenStack管理者が必要とされる基礎知識を習得する。トレーニングは最大15人までの小規模なクラスで行う。各受講者にデモ/テストのためのセキュアなOpenStack環境を提供。最初は使い慣れたGUIベース・ツール(Horizon など)を使用し、次にsshやコマンド行でのインタラクションも行う。価格は220,000 円(税抜価格)。
  • OpenStack Bootcamp I と認定試験 (OS110)
    「OpenStack Bootcamp I」(OS100)の3日間のハンズオントレーニングに、OpenStack管理者認定試験を組み合わせたコース。トレーニング終了後、4日目に3時間のハンズオン試験を行い、OpenStackを使用してプライベートクラウドを作成、構成、管理する能力を確認する。試験合格者にはプロフェッショナル・レベル(MCA200)認定資格が提供される。価格は270,000 円(税抜価格)。
  • OpenStack Fundamentals (OS50)
    セールスエンジニアやプロジェクトマネージャ、事業開発者に最適な 1 日コースで、合計約8時間の講義とハンズオンにより、OpenStack 技術の概要を理解することができる。価格は70,000 円(税抜価格)。

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