Citrix、OpenStack Foundationへの協賛とクラウド相互運用規格サポートを発表
Citrixは4月21日(米国現地時間)、OpenStack Foundationの企業スポンサーとして協賛したことを発表した。同団体の協賛者コミュニティに参画することで、Citrixは標準ベースのクラウドプラットフォームにおける相互運用性を推進し、ますます高まるプライベート、パブリック、ハイブリッドといったクラウドソリューションへの選択肢と柔軟性に対する要求に応えるという継続的なコミットメントを示した。CitrixのNetScalerとXenServerソリューションは今日、世界の大手クラウドインフラストラクチャプロバイダー間でコアなインフラストラクチャとして使用されているが、本日の発表により、OpenStackで自社クラウドを構築するユーザーもこれらのCitrix製品を利用することが可能になる。
Citrixはアプリケーション、モビリティ、ネットワーキング、そしてクラウドサービスのリーディングプロバイダーであり、長年、業界全体にわたる規格を定義し、オープンソースのクラウドプロジェクトの普及を推進してきた実績がある。OpenStackプロジェクトの初期には、CitrixはOpenStackのコードベースとコミュニティに積極的に貢献していた。Citrixは企業スポンサーとして、広範にわたる技術やアーキテクチャ活動に従事し、Citrixのクラウドインフラストラクチャとネットワーキングソリューションを主要なOpenStackディストリビューションに統合していく予定。
Citrixは、今後もApache Software FoundationやLinux Foundationなどによる他の業界の規格化やオープンソースのイニシアチブを引き続き支援しながら、Apache CloudStackやCloudPlatformなどのクラウドインフラストラクチャプラットフォームに投資していく。
OpenStack Foundationは世界155ヵ国から2万2,000名を越える個人メンバーを有し、パブリック/プライベートクラウドのフットプリントを拡張することを目指し、共有リソース一式を提供し開発者やユーザー、そしてエコシステム全体をサポートしている。OpenStack Foundationには、既に実績あるフレームワークと基盤に基づくコラボレーション、イノベーション、規格化という共通の目標を目指す多数の技術パートナーやベンダーが加盟しており、本日の発表により、Citrixもそのメンバーに参加することとなる。
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