アシスト、「情報系RFP策定実践教育」研修サービスを提供開始

2015年4月9日(木)

アシストは4月6日、企業における情報系システム構築の企画、要求定義、RFP(Request For Proposal/提案依頼書)策定までを支援する研修サービス「情報系RFP策定実践教育」を2015年5月より提供すると発表した。

アシストの顧客企業においてはITシステム構築にあたり、IT部門(IT子会社)による内製に加え、外部のITベンダーへの開発業務委託が大きな比重を占めている。外部委託の場合は、親会社とIT子会社、経営層/経営企画・IT企画/エンドユーザとIT部門、それにITベンダーが加わり、関係者が複雑化、多様化する中、「システム企画そのものがあいまい」「発注までの流れが体系化されていない」「ベンダーとの役割分担がうまくいかず丸投げ状態になってしまう」という場合も少なくない。それにより発注時と納品後のシステムに齟齬が生じ、コストをかけたにも関わらず利用者から使いづらいと言われたり、要件をうまくシステム化できず改修が度重なるといったことが課題となっている。これを回避し、使い続けられるシステムにするためには、システム企画や要求定義をしっかり練った上で、どのようなシステムを作りたいのかを提示し、発注先となるベンダーから最適な提案を引き出すための「RFP策定」が重要となる。

特に情報系システムの重要性がますます高まる昨今、手持ちのデータをいかに迅速にビジネスに活用していくかを課題とする企業が急増しており、アシストでは、これまで情報系システムの構築支援において培ってきたコンサルティング実績をもとに、情報系システムの企画からRFP策定までを体系的に習得できる「情報系RFP策定実践教育」研修サービスを開設することになった。

「情報系RFP策定実践教育」研修サービスはオンサイト形式で実施するため、顧客企業における実際の業務を対象にすることができる。また、成果につながる情報をいかに生み出すかを目的としており、アシストが顧客支援の現場で利用してきたオリジナルテキストを利用し、演習を交えながら必要なスキルを習得していく実践的な内容となっている。受講者が研修内容についてさらに理解を深められるよう、また、様々な課題を即座に解決できるよう、受講後3ヵ月間はアフターサポートを提供し、受講者を強力に支援する。情報系システムの場合も基幹システムの場合も中核となるスキルは変わらないため、本研修はどちらのケースにも適用可能。

「情報系RFP策定実践教育」研修サービスは、10:00~17:00開催で2日間のコース。オンサイトで実施する。定員10名までで価格は648,000円。10名以上の場合、1人あたり27,000円を追加。


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