Java向け暗号ライブラリ「Apache Commons Crypto 1.0」リリース
2016年8月11日(木)
Apache Commons Projectは8月9日(現地時間)、Java向け暗号ライブラリ「Apache Commons Crypto 1.0」をリリースした。
「Apache Commons Crypto」は、AES-NI最適化を施した暗号ライブラリ。Linux、Mac OS X、Windowsに対応する。OpensslおよびJCEアルゴリズム実装をラッピングする。APIを利用することで、高速なAES暗号/復号を最小限のコードで実装できるようになる。
「Apache Commons Crypto 1.0」では、「CryptoInputStream」が「CipherInputStream」に、「CryptoOutputStream」が「CipherOutputStream」に改称されている。この他、安定性の向上や不具合の修正などが施されている。
「Apache Commons Crypto 1.0」はJava 1.7以降に対応しており、Webサイトから無償で入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
Apache Commons Crypto
Change Report
その他のニュース
- 2025/1/13 Webブラウザ「Firefox 134」リリース
- 2025/1/13 Catの代替を目指す「Bat 0.25」リリース
- 2025/1/12 ウィンドウマネージャ「Enlightenment 0.27」リリース
- 2025/1/12 16GBのメモリを搭載した「Raspberry Pi 5」発売開始
- 2025/1/12 「Debian GNU/Linux 12.9」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- OpenSSL Project、「OpenSSL 1.1.1」をリリース
- OpenSSL Project、「OpenSSL 1.1.1」をリリース
- クラウド環境をサポートするライブラリ「Apache jclouds 2.1.1」リリース
- Java仮想マシン上で動作するJavaベースのプログラミング言語「Apache Groovy 2.5.0」リリース
- Java仮想マシン上で動作するJavaベースのプログラミング言語「Apache Groovy 2.5.2」リリース
- Java仮想マシン上で動作するJavaベースのプログラミング言語「Apache Groovy 3.0.0」リリース
- オープンソースJava統合開発環境「Apache NetBeans 12.0」リリース
- Core Infrastructure Initiative(CII)、フリー・オープンソースコンポーネントのセキュリティに関するレポートを発表
- オープンソースJava統合開発環境「Apache NetBeans 12.3」リリース
- オープンソースJava統合開発環境「Apache NetBeans 11.1」リリース