富士通とLPI-Japan、OSSデータベース技術者育成で提携、「富士通ミドルウェアマスター」にLPI-Japanの「OSS-DB技術者認定試験」を採用
2017年4月5日(水)
富士通とエルピーアイジャパンは3月31日、オープンソースのデータベース管理システム(DBMS)「PostgreSQL」の技術者育成に向けてパートナーシップを締結したと発表した。
今回の提携によって、富士通のミドルウェア関連の技術者認定制度「富士通ミドルウェアマスター」の資格試験の一部に、基準のRDBMSとして「PostgreSQL」を採用しているLPI-Japanの「OSS-DB技術者認定試験 Silver(以下、OSS-DB Exam Silver)」を取り入れ、4月1日より試験の申し込みを開始する。これによって、「OSS-DB Exam Silver」に合格することで、「富士通ミドルウェアマスター」の一つとして「PostgreSQL」の導入・運用が可能な技術者を認定する新しい資格「FUJITSU Certified Middleware Professional データベース Standard」とLPI-Japanの「OSS-DB Silver」の2つの資格を同時に取得することが可能になる。
富士通とLPI-Japanは、今回の連携を通じて双方の資格認定者を増加させることで、ニーズが高まるOSSデータベース技術者の技術力向上に貢献していく。受験申し込みは4月1日から。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
プレスリリース
その他のニュース
- 2024/11/4 Debianベースのデスクトップ向けLinuxディストリビューション「Nitrux 3.7.1」リリース
- 2024/11/4 「LibreOffice 24.2.7 Community」リリース
- 2024/11/3 Microsoft、DNSSECを利用した受信SMTP DANEの一般提供を開始
- 2024/11/1 コードエディタ「Visual Studio Code 1.95」リリース
- 2024/10/31 ブラウザAIを搭載した「Opera One R2」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- LPI-Japan、「OSS-DB技術者認定試験 Ver.2.0」をリリース
- LPI-Japan、「Linuxセキュリティ標準教科書」を公開、無償での配布を開始
- LPI-Japan、ネオジャパンのLPI-Japanビジネスパートナー制度加入を発表
- データベースエンジニアとしての可能性を広げる「OSS-DB技術者認定試験」とは
- SRA OSS、PostgreSQLの多機能ミドルウェア「pgpool-II」のサポートサービスを開始
- 試験開発を通じて技術者育成に貢献するLPI-Japanの取り組み
- Linux/OSSの将来展望
- IT試験学習サイト『Ping-t』とLPI-Japanが語る Linuxエンジニア育成への思い
- LPI-Japan、「Linuxシステム管理標準教科書」を公開、無償での配布を開始
- オープンソースの資格制度を運用するLPIが日本支部を結成 LPI-Japanとの違いとは?