脆弱性の修正が施された「Ruby 2.4.2/2.3.5/2.2.8」リリース
2017年9月15日(金)
プログラミング言語Rubyに重大な脆弱性が発見された。9月14日、この脆弱性を修正した「Ruby 2.4.2/2.3.5/2.2.8」がリリースされた。
今回発見された脆弱性は、Ruby の標準添付ライブラリである「WEBrick」で BASIC認証を使用した場合、攻撃者によって悪意のあるエスケープシーケンスをログに挿入されうるというもの(CVE-2017-10784)。悪用されると、悪意のあるエスケープシーケンスをログに挿入することが可能となり、管理者がログを閲覧する際に、端末エミュレータで危険な制御文字を実行される危険がある。Rubyのユーザは早急にアップグレードを施すことが強く推奨される。
「Ruby 2.4.2/2.3.5/2.2.8」は、Webサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
ニュースリリース
その他のニュース
- 2024/11/4 Debianベースのデスクトップ向けLinuxディストリビューション「Nitrux 3.7.1」リリース
- 2024/11/4 「LibreOffice 24.2.7 Community」リリース
- 2024/11/3 Microsoft、DNSSECを利用した受信SMTP DANEの一般提供を開始
- 2024/11/1 コードエディタ「Visual Studio Code 1.95」リリース
- 2024/10/31 ブラウザAIを搭載した「Opera One R2」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- プログラム言語「Ruby 3.0.2」リリース
- プログラミング言語Rubyに複数の脆弱性、修正を施した「Ryby 2.5.1/2.4.4/2.3.7」がリリース
- プログラミング言語Rubyに複数の脆弱性、修正を施した「Ryby 2.5.1/2.4.4/2.3.7」がリリース
- Rubyを使ったエンタープライズ・インテグレーション
- ターミナルエミュレータ「Tera Term 4.106」リリース
- プログラム言語「Ruby 2.6.3」リリース
- プログラム言語「Ruby 2.3.0」リリース
- プログラム言語「Ruby 2.7.0」リリース
- プログラム言語「Ruby 3.0.0」リリース
- プログラム言語「Ruby 3.1.0」リリース