VR内デスクトップ実現 Oculus RiftのUI刷新は12月に
今週はOculus RiftのUIが刷新され、VR内デスクトップが実現する旨のニュースが報じられました。VR内のUIはOculusだけでなく、Steamを運営するValveも知恵を絞ってきた分野です。VR内のUIは、二次元・平面的な画面で構成される従来のUIの考え方とは異なり、三次元・立体的な空間で使いやすいように新たに生み出す必要があります。
ValveはOculusに先駆けて、VRを起動する際に表示されるホームシーン「SteamVR Home」のβ版を2017年5月に実装しています。今後VRのUIがますます使いやすくなっていくことが期待されます。
VR内デスクトップ実現 Oculus RiftのUI刷新は12月に
Oculusは、VRヘッドセットOculus Riftに向けて、VR内のユーザーインターフェース(UI)を一新するアップデートのオープンβ版を12月に提供開始します。これまでのメニュー画面風のUIから、カスタマイズ可能な部屋やPCアプリをウィンドウで表示するデスクトップなどへと大幅に変化しています。またVR内でデスクトップアプリの起動が可能となり、よりVRに適したUIが登場する予定です。
このUI変更を含む「Rift Core 2.0」と呼ばれるアップデートは、2017年10月に開かれたOculus connect 4にて発表されており、公式ブログにて12月からのオープンβ開始が告知されました。
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VR内デスクトップ実現へ Oculus RiftのUI刷新は12月に
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Magic LeapのARデバイス、その名は「Magic Leap One」
巨額の資金調達を行い、注目を集めてきたARスタートアップのMagic Leap社。同社最初の製品となるMRヘッドセットの名称が、商標登録より明らかになりました。その名は「Magic Leap One」。2017年11月6日に、アメリカにて商標登録が行われました。
Magic Leapは、マイクロソフトのMRヘッドセット「HoloLens」の発表以前から、現実に3Dオブジェクトを置くことができるARデバイスを開発しています。これまでシリーズDに至るまで、グーグル、アリババなどから累計19億ドル(約2,100億円)以上を資金調達してきました。しかしティザー動画などの公開は多い一方で、具体的な製品のビジュアルや性能、レビューなどは一切公開されておらず、未だ謎に包まれています。
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Magic Leap、ARデバイスの名前は「Magic Leap One」
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手を動かして操作できるARヘッドセット「MAD Gaze Vader」がKickstarterで目標達成
クラウドファンディングサイトのKickstarterに、手の動き(ハンドジェスチャー)で操作できるARヘッドセット「MAD Gaze Vader」のプロジェクトが登場しました。
MAD Gaze Vadarはサングラスのようなスマートな外観となっており、内部に透過型ディスプレイを備え、現実世界とあわせて情報や3Dモデルを表示します。本体にはAndroid OSを搭載しており、スマートフォンやPCに接続しなくても動作する一体型となっています。
本ヘッドセット最大の特徴は、目の前のスクリーンをまるでタブレット端末の画面のように見立て、ズーム操作やドラッグアンドドロップ操作、ファイル移動などの操作をハンドジェスチャーで行うことができる点です。
MAD Gaze Vaderのプロジェクトはすでに目標金額を集めており、現時点では649豪ドル(約55,000円)の出資で本体とポータブルキーボードのセットが入手できます。製品出荷予定は2018年4月、世界各国へと出荷されます。
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手を動かして操作 ARヘッドセット「MAD Gaze Vader」Kickstarterで目標達成
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VR体験会「JapanVR Fest 2018」の詳細発表 全48団体が出展
2018年1月13日~14日に東京・渋谷で開催予定のVR体験イベント「JapanVR Fest 2018」の詳細が公式ブログにて発表されました。同イベントはVR文化の普及を目的としており、個人開発者から企業まで、全48団体が出展予定です。
今回開催されるJapanVR Festは「銀VR(ゔぃら)」と題し、「世界一地代の高い場所でVRを体験してみませんか?」というキャッチコピーを掲げています。入場および出展料は無料で、出展を行わない方も無料で入場できます。
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VR体験会「JapanVR Fest 2018」詳細発表 全48団体が出展
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