ESET、キーボードに残った指からの熱を測定してパスワードを盗む方法について注意喚起

2018年7月14日(土)

ESETは7月6日(現地時間)、キーボードに残った指からの熱を測定してパスワードを盗む方法について注意喚起を発表した。

今回の発表によると、誰かがキーボードを指でタイピングしたとき、キーボードに指からの熱が移り、この熱を測定することによって、比較的簡単にパスワードを推測することができてしまうという。この方法は、タイピングから数十秒が経過しても推測できてしまうケースがあるという。

なお、発表の中では、タッチタイピングと1本指でのタイピングでは、1本の指だけを使ったタイピングのほうが推測が簡単である旨も記されている。タッチタイピングでは指をホームポジションに置くため、これがノイズとなって推測が少し難しくなる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
記事本文(pdf)

※本ニュース記事はびぎねっとITニュースから提供を受けて配信しています。
転載元はこちらをご覧ください。

Think ITメルマガ会員登録受付中

Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。

Think ITメルマガ会員のサービス内容を見る