IBM、「Red Hat」の買収を発表
2018年10月29日(月)
IBMは10月28日(現地時間)、Liniuxディストリビュータ「Red Hat」を買収することで合意したと発表した。買収価格は約340億米ドル。
今回の買収は、IBMのクラウド事業の取得が目的とされている。IBMがRed Hatの買収をすることによって、企業に対してクラウドへの移行、クラウドネイティブアプリケーションの構築などを促すことが狙いだという。なお、今回の買収が完了しても、「Red Hat」ブランドは継続され、オープンソース事業は従来通り遂行されるという。
順調に進めば、買収は2019年後半に完了する予定。Red HatはIBMの下で独立した組織として活動を続けることになり、買収が終了してもRed Hatの施設、ブランド、ビジネスの慣行は基本的に従来通り勧められる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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