US-CERT、2021年10月24日にGPSの時刻が2002年3月へ巻き戻る不具合について注意喚起
2021年10月24日(日)
US-CERTは10月21日(現地時間)、GPSD(GPS Daemon) に存在する不具合に対する注意喚起を発表した。
この不具合は、バージョンによって、2021年10月24日にGPSDを利用するNTPサーバの配布する時刻データ1024週戻り、2002年3月の時刻データになってしまうというもの。誤った時刻が配信されると、さまざまな箇所に誤作動などが起こる危険があり、US-CERTは注意を呼びかけている。
この不具合が存在するのは、「GPSD(GPS Daemon) 3.20~3.22」。「GPSD 3.23」では、この不具合が修正されている。GPSを使ったシステムを管理している場合は、速やかに確認を行うことが望まれる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
バグレポート
その他のニュース
- 2025/2/2 情報処理推進機構、「情報セキュリティ10大脅威 2025」を発表
- 2025/1/31 パーティション編集ツール「GParted 1.7.0」リリース
- 2025/1/30 Linuxディストリビューション「KaOS 2025.01」リリース
- 2025/1/30 機械学習フレームワーク「PyTorch 2.6」リリース
- 2025/1/28 Microsoft、NoSQLデータベース「DocumentDB」をオープンソース公開
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- US/CERT、Windowsにリモートコード実行の脆弱性が存在するとして注意喚起
- US/CERT、Windowsにリモートコード実行の脆弱性が存在するとして注意喚起
- ntpdに複数の脆弱性、US-CERTが発表
- US-CERT、Windowsの脆弱性修正アップデートの適用をユーザに呼びかけ
- US-CERT、Windowsの脆弱性修正アップデートの適用をユーザに呼びかけ
- US-CERT、ランサムウェア「Petya」の爆発的な感染拡大に注意喚起、「WannaCry」を超える危険も
- US-CERT、ランサムウェア「Petya」の爆発的な感染拡大に注意喚起、「WannaCry」を超える危険も
- US-CERT、IoT機器を悪用したDDoS攻撃の増加傾向について注意喚起
- US-CERT、複数のAdobe製品に脆弱性が発見されたとして注意喚起を発表
- US-CERT、Ciscoの複数のプロダクトに発見された脆弱性について注意喚起