Metaはメタバースから撤退しない。ザッカーバーグ氏、四半期決算で改めて強調
先週もVR/ARに関する多くのニュースが報じられました。中でも注目すべきは、メタのCEOであるザッカーバーグ氏が四半期決算でメタバース撤退の噂を否定し、AIとメタバースへの注力を強調したことです。
Metaはメタバースから撤退しない。ザッカーバーグ氏、四半期決算で改めて強調
Meta CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は四半期決算説明会で、同社のメタバース撤退の噂を否定し、同社が今後もAIとメタバースに注力する意向を強調しました。
2023年後半に次世代コンシューマー向けVRデバイスの発売を予定しており、AIとメタバースの連携による新たな可能性に期待を寄せています。一方で業績悪化を受け、Metaは2023年度を「効率化の年」と位置づけ、5月に最後のレイオフが実施される予定です。これにより、従業員にとって安定した環境が整うとザッカーバーグ氏は述べています。
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元Apple従業員が創業のHumane、AIウェアラブルデバイスのデモを公開。手のひらにAR表示や翻訳機能も
AIウェアラブルデバイスの開発企業であるHumaneがデモを公開し、話題を集めています。元Apple従業員によって創業されたHumaneは、手のひらにAR表示や翻訳機能を提供するウェアラブルデバイスを開発中です。
デモでは、電話情報を手のひらにAR投影する機能や、音声の翻訳、メールやメッセージの要約などが披露されました。Humaneは2023年に初のAIデバイスとソフトウェアプラットフォームを公開する予定で、詳細は今後数ヶ月以内に発表されるとのことです。同社はこれまでに約2億ドルの調達を成功させており、MicrosoftやLG、Volvo、そしてOpenAI創業者兼CEOのSam Altman氏が投資しています。
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触覚グローブ開発のSenseGlove、325万ユーロを調達。製造業や教育などでの活用見込む
VR/AR向け触覚グローブ開発企業のSenseGloveが、325万ユーロ(約4億4,700万円)を調達しました。資金は新製品の開発や米国オフィス開設に使用され、製造業や教育などでの活用が見込まれています。
SenseGloveは、VR/AR内での感触やバーチャルオブジェクトの形状を感じ取れるようにする触覚グローブの開発を手がけています。製品は使いやすさと拡張性が評価され、フォルクスワーゲンやP&G、オランダ王立陸軍など500以上の企業に実装されています。今回の調達はオランダのベンチャーキャピタルLumauxが主導し、調達した資金の総額は約550万ユーロ(約807億円)に到達しています。
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ソフトバンクら、配送ロボやARナビゲーションの実証実験を実施 「空間ID」共有で効率化
ダイナミックマッププラットフォーム、ソフトバンク、ビーブリッジの3社は、空間IDを活用した配送ロボットやARナビゲーションのデータ共有実証実験を東京ポートシティ竹芝で実施しました。実証実験の成功により、自律走行ロボットの地図作成工数が大幅に削減され、ARナビゲーションの効率化が期待されています。
実験では、空間IDに紐付けられた空間情報や地図情報を共有し、ソフトバンクの自律走行ロボット「Cuboid」による配送やビーブリッジのARナビゲーションアプリでの配送サポートが行われました。今後、3社は実証実験結果をもとにシステム間のデータ共有を進め、空間IDの活用事例の拡充を目指していくとしています。
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ソフトバンクら、配送ロボやARナビゲーションの実証実験を実施 「空間ID」共有で効率化
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