先週もVR/ARに関する多くのニュースが報じられました。中でも注目すべきは、HIKKYのWebメタバース開発エンジン「Vket Cloud」が一般提供開始したニュースでしょう。
Webメタバース開発エンジン「Vket Cloud」が一般提供開始 ChatGPTとの連携も試験的に導入
株式会社HIKKYが開発したWebメタバース開発エンジン「Vket Cloud」が一般提供を開始しました。個人・法人問わず無料のフリープランを利用可能で、Vket Cloud SDKをUnityに取り込むことでメタバースを制作できます。
制作したワールドはWebサイトに掲載が可能で、HIKKYのメタバースサービス「My Vket」でも表示されます。さらに、AIチャットボット「ChatGPT」との連携が試験的に導入されており、AIアバターの配置が可能となっています。
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Webメタバース開発エンジン「Vket Cloud」が一般提供開始 ChatGPTとの連携も試験的に導入
https://www.moguravr.com/vket-cloud-start-general-offering/
Snapの法人向けARソリューションに店舗サービス「ARミラー」追加、コカ・コーラとの提携も発表
Snapは「Snap Partner Summit 2023」で法人向けARソリューション「ARES」の新機能「ARミラー」を発表しました。また、コカ・コーラとの提携も明らかにしました。
ARミラーは、SnapのAR体験を店内で提供する端末サービスで、顧客はデバイス画面を通じて商品のAR試着やコンテンツ作成、詳細解説が可能です。また、コカ・コーラとの提携でAR技術を搭載した自動販売機のプロトタイプも発表され、ハンドジェスチャー操作が可能になります。
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Snapの法人向けARソリューションに店舗サービス「ARミラー」追加、コカ・コーラとの提携も発表
https://www.moguravr.com/snap-ares-ar-mirror/
Valveが新型VRヘッドセット開発を継続中か。海外メディアの取材で明らかに
Valveが新型VRヘッドセットの開発を進めていることが明らかになりました。同社プロダクトデザイナーであるGreg Coomer氏は、2022年12月のインタビューで「進行中のVRプロジェクトが複数存在している」と語っています。
Valveは2019年に「VALVE INDEX」を発売し、広く支持を受けています。同社は新型ヘッドセットの詳細を明らかにしていませんが、VR関連求人や取得した新たな特許の動きから、後継機の発売が近づいていると見られています。
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Valveが新型VRヘッドセット開発を継続中か。海外メディアの取材で明らかに
https://www.moguravr.com/valve-new-vr-headset/
VR旅行で高齢者の「見る力」と「首の動き」が改善。東大先端技研の試験結果が学会誌掲載
東京大学先端科学技術研究センターが行った試験で、高齢者施設居住者に提供されたVR旅行プログラムが、視空間能力と首の動きの改善に効果があることが明らかになりました。
視空間能力は加齢とともに低下し、認知症につながる可能性があるとされています。試験は24名の高齢者を対象に行われ、4週間で視空間能力と首の動きの改善効果が確認されました。研究者は、このプログラムが転倒予防のトレーニングにもつながる可能性があり、高齢者施設で有用なツールになるとしています。
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VR旅行で高齢者の「見る力」と「首の動き」が改善。東大先端技研の試験結果が学会誌掲載
https://www.moguravr.com/tokyo-univ-vr-travel-experiment/
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