Unityが料金体系を変更、累計インストール数に応じた追加料金で事実上の値上げ 24年1月から
先週もVR/ARに関する多くのニュースが報じられました。中でも注目すべきは、Unityが新たな料金体系を発表したニュースでしょう。
Unityが料金体系を変更、累計インストール数に応じた追加料金で事実上の値上げ 24年1月から
ゲームエンジン「Unity」の新料金体系「Unity Runtime Fee」が発表されました。開発ツールの定額料金に加え、過去12ヶ月間の収益・累計インストール数が一定以上のゲームには、2024年1月1日以降に発生したインストール1回あたり0.01~0.2ドル(約1.5~30円)の追加費用が生じます。
本発表を受け、世界中のユーザーから質問・コメントが相次いでおり、Unityの公式フォーラムには、執筆時点で5,000件以上の質問・コメントが寄せられています。Unityは、公式FAQで追加料金に対する理解を求めています。
本ニュースの詳細はこちら:
Unityが料金体系を変更、累計インストール数に応じた追加料金で事実上の値上げ 24年1月から
https://www.moguravr.com/unity-runtime-fee/
Robloxの開発者会議「RDC 23」が開催、アバター通話や3Dモデリングの自動化ツール等発表
オンラインゲームプラットフォーム「Roblox」の年次開発者会議「RDC 2023」が開催され、新機能や今後の開発計画が発表されました。
PlayStationプラットフォームやMeta Questへの正式対応に加え、アバターおよびマップ制作ツールの充実、音声通話ツール「Roblox Connect」の新規開発、収益方法の多様化、不適切な会話の検知システムなどが発表されました。
本ニュースの詳細はこちら:
Robloxの開発者会議「RDC 23」が開催、アバター通話や3Dモデリングの自動化ツール等発表
https://www.moguravr.com/rdc-23/
リハビリ職VR教育プログラム、高校・専門学校向けに
インターピア株式会社は、リハビリテーション分野の専門学生向けVR教育プログラムを開発しました。高校・専門学校での導入を想定しており、成績向上や中退リスク軽減の効果があるとのこと。理学療法士や介護福祉士といった、対人援助職の職業体験・試験対策を行います。
本サービスは、インターピアが手がけるVR技術導入支援サービス「KANTAN VR」の一環で提供されています。対象デバイスには、中国メーカーPICOの一体型ヘッドセット「Pico neo3 Pro」を採用しています。
本ニュースの詳細はこちら:
リハビリ職VR教育プログラム、高校・専門学校向けに
https://www.moguravr.com/interpia-vr-rehabilitation-education-program/
中国が「メタバース産業3カ年計画」公表、世界的企業の育成目指す
中国工業情報化部(工信部)が、関係4省庁との連名で「メタバース産業の革新的発展に向けた3カ年行動計画」を公表しました。イノベーション推進など5つの方針を基本原則とし、5つの優先課題について、14項目の行動計画を掲げています。
中国国内では、大手IT企業が業界アライアンス「メタバース同盟」を設立するなど、主要プレイヤーの協調戦略が進みつつあります。今後、行政機関がどのような産業政策を打ち出すのか要注目です。
本ニュースの詳細はこちら:
中国が「メタバース産業3カ年計画」公表、世界的企業の育成目指す
https://www.moguravr.com/china-metaverse-industry-three-year-plan/
※本ニュース記事は「Mogura VR」から提供を受けて配信しています。
転載元はこちらをご覧ください。
連載バックナンバー
Think ITメルマガ会員登録受付中
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- Roblox、空間ビデオ……注目しておきたい新分野に盛り上がり
- VRヘッドセットのシェアが変化/フォトナのUEFNで一人称視点など
- 日本発のアバターファイル形式「VRM」が国際標準化へ
- 新型VR/MRヘッドセット「Meta Quest 3」10月10日に発売!
- 小型軽量な一体型VRヘッドセット「Pico 4」シリーズ発表/ローソンがコンビニでアバター接客を導入
- フェイスブック、新たに「メタバース」構築チームを結成
- 「PSVR2」先行体験レポート、Picoが新VRヘッドセットを発表準備中か
- Unity Asset Storeに「AI Hub」開設、新たな生成AI機能「Muse」「Sentis」のクローズドβ開始
- NTTから国産ARグラス「MiRZA」/iPhone 16全機種が空間撮影に対応
- 薄型軽量で持ち運べる裸眼立体視ディスプレイ「Looking Glass Go」が発表