BIGLOBE、アジャイル開発の導入を支援する「開発お役立ちパック」をBIGLOBEクラウドホスティング上で無料提供
NECビッグローブ(以下、BIGLOBE)は7月3日、中小規模企業のアジャイル開発導入を支援する「開発お役立ちパック」を無料で提供すると発表した。
開発お役立ちパックは、「BIGLOBEクラウドホスティング」上で提供され、効率的なアジャイル開発を実現する3つのオープンソースソフトウェア(以下、OSS)と、BIGLOBEが独自に作成した利用ガイドのセットとなる。「BIGLOBEクラウドホスティング」の料金のみで利用が可能。
開発お役立ちパックはクラウドサービス上で提供するため、複数の企業や拠点で分散開発する場合にもクラウド上でタスク管理、進捗管理情報などを共有でき、拠点間で都度情報共有するといった手間なく、効率的に開発を進めることが可能となる。
BIGLOBEでは2013年4月から、アジャイル開発を始めたいという企業向けの研修プログラム「実践者が教えるアジャイル開発の基礎」を提供しているほか、アジャイル開発企業間アライアンス「日本エンタープライズ・アジャイル・トランスフォーメーション」に参加するなど、アジャイル開発の普及に積極的に取り組んできた。今後も、アジャイル開発を支援する研修サービスやセミナーを強化するともに、「BIGLOBEクラウドホスティング」においては、アジャイル開発の効率化を支援するコミュニケーションツールや、DevOps向けツールなどを拡充し、企業のアジャイル開発導入を支援していく。
開発お役立ちパックの特長は以下の通り。
アジャイル開発では、「計画」「開発」「テスト」を短いサイクルで繰り返すため、各工程を効率化しスピードアップすることが重要。本パックでは、2011年よりアジャイル開発を導入し、数十種類以上のアプリやシステムを開発してきたBIGLOBEがおすすめするOSSを提供。進捗を管理する「Redmine」、プログラム(ソースコード)のバージョンを管理する「Git/GitLab」、テストを自動化する「Jenkins」の3つのOSSによりアジャイル開発の各工程を効率化できる。利用企業では、多数の開発ツールを比較・検討する手間なく、低コストなOSSを活用してアジャイル開発の導入が可能となる。なお、本パックは「BIGLOBEクラウドホスティング」の料金のみで利用できる。
3つのOSSやプラグインを「BIGLOBEクラウドホスティング」で提供するサーバにインストールした上で提供。利用企業では簡単な初期設定だけで、すぐに開発をスタートできる。サーバとOSSを個別に調達した場合、サーバの準備、動作確認、初期設定などに1ヶ月程度の準備期間が必要となるが、本パックを利用することで、最短10分で開発環境の構築が可能となる。
アジャイル開発の流れやOSSの使い方などを案内する利用ガイド(「スタートアップガイド」「利用マニュアル」)をBIGLOBEが独自に作成して提供。通常、OSSを利用する場合、情報サイトやコミュニティなどで初期設定に関する情報収集が必要。本利用ガイドでは、BIGLOBEが自社内での開発経験を活かし、必要な設定や手順を分かりやすく解説しているため、利用企業ではスムーズにアジャイル開発を開始できる。
http://www.biglobe.co.jp/
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