Asianux、Linux OS製品「Asianux Server」の開発センターをベトナムに移転
2014年1月28日(火)
ミラクル・リナックスは1月27日、Asianux Corporation(アジアナックス・コーポレーション、本社:中国・江蘇省無錫市)が、2014年2月10日付でLinux OS製品「Asianux Server」の研究開発拠点である開発センターをベトナム ホーチミン市に移転することを発表した。
Asianux Serverは、企業向けLinuxサーバ用途に加え、産業用コンピュータやアプライアンスなど特定業務用機器への組込みにも最適化したOS。日本のミラクル・リナックスと中国、韓国のLinuxベンダーが参加する合弁会社であるAsianux Corporationが開発を行っている。
ベトナム ホーチミン市はICT企業をはじめ日本企業も数多く集積し、若年層で技術力のあるIT人材が増加している。これまで中国北京市にあった開発拠点を移転することでR&D活動をさらに強化し、クオリティの高いLinuxディストリビューションに一層注力していくという。
開発センターはベトナムにおける協力会社であるソフトウェア開発ベンダー、ユニバーサルテクノロジーサービスコーポレーション内に設けられる。ミラクル・リナックスが同社のエンジニアに製品技術に関する教育トレーニングを行い、エンジニアがAsianuxの開発を支援する。
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