Lab Managerを使用するための前提条件

2011年9月13日(火)
福留 真二

本連載で想定するシステムとネットワークの構成

本連載では、物理的な構成としては、図2のような環境を構築します。そのうち、ESX(i)、vCenter、ストレージの接続は事前に完了していることを前提としています。

図2:本連載で想定するシステムとネットワークの構成(クリックで拡大)

また、ESX(i)では、図3のようなネットワークが構成されていることを前提としています。

図3:ESXiネットワーク構成(クリックで拡大)

◆◇◆◇ ネットワーク構成についての補足 ◆◇◆◇

本連載では、ESXではなく、ESXiを使用しています。そのため、管理用にVMkernelポートを作成していますが、ESXを使用している場合は、サービスコンソールポートを作成してください。また、仮想マシン用のネットワークにvDS(分散仮想スイッチ:vNetwork Distributed Switch)を使用していますが、これはvSS(仮想スイッチ:vNetwork Standard Switch)でもかまいません。vSSではホストスパニングの機能が利用できませんが、それ以外の機能は同様に使えます。

また、vCenterのインベントリでは、vSphere Client画面(図4)に表示されるように、データセンター、クラスタ、ESX(i)、リソースプールが作成されていることを前提とします。

図4:vCenterのインベントリ(クリックで拡大)

本環境では、[datacenter]という名前のデータセンターに[cluster]という名前のクラスタを作成しています。またクラスタでは、VMware HA、VMware DRSを有効にし、ESXiを2台登録しています。さらに、クラスタには[pool1]や[pool2]という名前のリソースプールを作成しています。

◆◇◆◇ リソースプール作成の注意点 ◆◇◆◇

クラスタ内にリソースプールを作成するには、クラスタでVMware DRSの機能が有効になっている必要があります。VMware HAのみが有効になっているクラスタには、リソースプールを作成することはできません。リソースプールを作成できなくてもLab Managerは使用可能ですが、一部の機能が利用できないので、ご注意ください。

株式会社ネットワールド

株式会社ネットワールド所属。VMwareを中心とした仮想化関連製品のプリセールス、サービスデリバリーに従事。トレーニングやセミナーなどでスピーカーを担当することもしばしば。
最近注力しているのは、VMware vCloud Directorなどクラウド関連製品。慣れない概念や聞いたことのない用語と悪戦苦闘する毎日。地方から出てきたITを使いこなせないアナログSEで苦手なものは機械全般。

連載バックナンバー

Think ITメルマガ会員登録受付中

Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。

Think ITメルマガ会員のサービス内容を見る

他にもこの記事が読まれています