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ちょっとした英訳を知りたい時に使える、デ辞蔵のREST APIを使った和英辞典プログラム

2013年9月27日(金)
薬師寺 国安

今回は、入力した日本語から関連する語句とその英訳を表示させ、コピー&ペーストで別のアプリに貼り付けて使うことのできるプログラムを作ります。翻訳サービスのWebページを毎回開く必要が無くちょっとした和英辞典として利用できます。

日本語の語句を入力すると、それに関連する語句の一覧と、英語に翻訳された内容が表示されます(図1)。翻訳された英文は選択して、マウスの右クリックで表示されるメニューからコピーやペーストができます(図2)。コピーした内容はメールやメモ帳に貼り付けることができます。

図1:「愛」と入力して、この言葉に関連する語句と英語に翻訳された内容が表示されている(クリックで拡大)
図2:翻訳された英語を選択し、マウスの右クリックをすると「コピー」のメニューが表示される。メールやメモ帳に貼り付けることができる(クリックで拡大)

実際に動かした動画は下記のようになります。スマホで撮影した動画のため、見難い点はご了承願います。

サンプル一式は、会員限定特典としてダウンロードできます。記事末尾をご確認ください。

プロジェクトの作成

VS 2012のメニューから[ファイル(F)/新規作成(N)/プロジェクト(P)]と選択します。次に、「テンプレート」から「Windows ストア」を選択し、右に表示される項目名から「新しいアプリケーション(XAML)」を選択します。「名前(N)」に任意のプロジェクト名を指定します。ここでは「JapaneseToEnglishConversion」という名前を付けています。

デ辞蔵のREST APIの使用

今回はデ辞蔵のREST APIを使用します。詳細については下記のURLを参照してください。
→ デ辞蔵 REST版API

このAPIを利用するにはアプリケーションID等は必要ありません。無償で公開されております。

コントロールの配置

ツールボックスからデザイン画面上にStackPanelコントロールを配置し、その子要素として、項目名となるTextBlockを1個、入力ボックスとなるTextBoxを1個、「Yes」ボタンとなるButtonを1個、「kuniyasuのアプリ一覧」というButtonコントロールを1個配置します。

次に、Scrollviewerコントロールを配置し、その子要素として、GridViewコントロールを配置します。

最後に「和英辞典」と表示する、TextBlockコントロールを1個配置します。

書き出されるXAMLコードをリスト1のように編集します。レイアウトは図3のようになります。

リスト1 書き出され編集されたXAMLコード(MainPage.xaml)

(1)プロパティ要素内に、Key名がGridViewTemplateという要素を配置しています。
子要素として要素を配置し、その子要素として再度要素を配置します。
背景色にはDarkGreenを指定し、その子要素として、要素を配置します。
Widthに400を指定し、文字の回り込みを可とし、パディングに3を指定します。
Textプロパティには「英文」をバインドしておきます。文字色にはGoldを指定します。
同じく要素を配置し、背景色にGoldと指定します。
子要素として要素を配置し、Widthに400、文字の回り込みを可、パディングに3と指定します。
Textプロパティには「意味」をバインドしておきます。文字色にはNavyを指定し、AcceptsReturnにTrueを指定して、改行の入力を可としておきます。ここでTextプロパティにバインドする名称は、VBコードのクラス内で定義するプロパティ名です。
(2)要素を配置し、OrientationプロパティにHorizontalを指定し、Marginに5を指定して余白を設けます。この要素の子要素として、項目名となる要素を配置し、Textプロパティに「英訳したい日本語の語句を入力」と指定します。文字色にはRedを指定します。
次に入力ボックスとなる、dicTextBoxという名前の要素を配置します。
次に「Yes」ボタンとなる、okButtonという名前の

<Page
  x:Class="JapaneseToEnglishConversion.MainPage"
  xmlns="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation"
  xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"
  xmlns:local="using:JapaneseToEnglishConversion"
  xmlns:d="http://schemas.microsoft.com/expression/blend/2008"
  xmlns:mc="http://schemas.openxmlformats.org/markup-compatibility/2006"
  mc:Ignorable="d">
  <Page.Resources>(1)
    <DataTemplate x:Key="GridViewTemplate">(1)
      <StackPanel>(1)
        <StackPanel Background="DarkGreen">(1)
          <TextBlock Width="400" TextWrapping="Wrap" Padding="3" Text="{Binding 英文}" Foreground="Gold" FontFamily="Meiryo UI" FontSize="24" FontWeight="Bold"/>(1)
        </StackPanel>(1)
        <StackPanel Background="Gold">(1)
          <TextBox Width="400" TextWrapping="Wrap" Padding="3" Text="{Binding 意味}" Foreground="Navy" FontFamily="Meiryo UI" FontSize="20" Height="100" AcceptsReturn="True"/>(1)
        </StackPanel>(1)
      </StackPanel>(1)
    </DataTemplate>(1)
  </Page.Resources>(1)
  <Grid Background="{StaticResource ApplicationPageBackgroundThemeBrush}">
    <StackPanel Orientation="Horizontal" Margin="5">(2)
      <TextBlock HorizontalAlignment="Left" Height="37" Margin="135,31,0,0" TextWrapping="Wrap" Text="英訳したい日本語の語句を入力" VerticalAlignment="Top" Width="325" FontFamily="Meiryo UI" FontSize="24" FontWeight="Bold" Foreground="Red"/>(2)
        <TextBox x:Name="dicTextBox" HorizontalAlignment="Left" Height="77"  TextWrapping="Wrap" VerticalAlignment="Top" Width="515" FontFamily="Meiryo UI" FontSize="48" FontWeight="Bold"/>(2)
        <Button x:Name="okButton" HorizontalAlignment="Left" Height="90"  VerticalAlignment="Top" Width="118" Style="{StaticResource YesAppBarButtonStyle}"/>(2)
        <Button x:Name="myApps" Content="kuniyasuのアプリ一覧" Margin="5,5,5,0" VerticalAlignment="Top" FontSize="20" Height="63"/>(2)
    </StackPanel>(2)
  
    <ScrollViewer HorizontalAlignment="Left" Height="625" Margin="10,133,0,0" VerticalAlignment="Top" Width="1346">(3)
      <GridView x:Name="GridView1" Height="606" Width="1318" FlowDirection="LeftToRight" ItemTemplate="{StaticResource GridViewTemplate}"/>(3)
    </ScrollViewer>(3)
    <TextBlock Text="和英辞典" Margin="1178,718,10,0" FontFamily="Meiryo UI" FontSize="40" FontWeight="Bold" Foreground="Gold"/>(4)
  </Grid>
</Page>
図3:各コントロールを配置した(クリックで拡大)

次に、ソリューションエクスプローラー内のMainWindow.xamlを展開して表示される、MainWindow.xaml.vbをダブルクリックしてリスト2のコードを記述します。

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薬師寺国安事務所

薬師寺国安事務所代表。Visual Basic プログラミングと、マイクロソフト系の技術をテーマとした、書籍や記事の執筆を行う。
1950年生まれ。事務系のサラリーマンだった40歳から趣味でプログラミングを始め、1996年より独学でActiveXに取り組む。1997年に薬師寺聖とコラボレーション・ユニット PROJECT KySS を結成。2003年よりフリーになり、PROJECT KySS の活動に本格的に参加、.NETやRIAに関する書籍や記事を多数執筆する傍ら、受託案件のプログラミングも手掛ける。Windows Phoneアプリ開発を経て、現在はWindows ストア アプリを多数公開中

Microsoft MVP for Development Platforms - Client App Dev (Oct 2003-Sep 2012)。Microsoft MVP for Development Platforms - Windows Phone Development(Oct 2012-Sep 2013)。Microsoft MVP for Development Platforms - Client Development(Oct 2013-Sep 2014)。Microsoft MVP for Development Platforms-Windows Platform Development (Oct 2014-Sep 2015)。

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