決勝スタート!最初にインストールするのは誰?

2010年3月5日(金)
大和屋 貴仁

いよいよ決勝戦スタート!

選手入場の後は、大会主催のインプレスビジネスメディア代表取締役社長中村氏による大会挨拶と、当日お楽しみ企画についての説明がありました。

1つ目は、大会の様子がストリーミング中継されること。2つ目は、Twitterのハッシュタグ「#maniax3」で実況されることです。

そして3つ目は勝ち馬投票について。観戦に来場された方が優勝者を予想し、見事予想が的中した方から抽選で7名様にサーバーハードウェアとOS一式をプレゼントすることが説明されました。

審査員紹介の後、マイクロソフト吉川氏より、決勝戦ルール説明が行われました。

ルール説明も終わり、いよいよ決勝戦開始が宣言されます。

「皆さん準備は良いですね。はい、では…」と言いかけたところでまさかのストップ。決勝大会に使用するOSを配布し忘れていたようです。スタッフが慌ててOSのパッケージを配布し、しきり直して「決勝戦スタートです!」と宣言されました。

選手たちがそれぞれOSインストール作業をはじめると、すぐにインストール待ちのまったりとした時間が流れました。この時間を利用して意気込みを確認してみると、「私は1本くらいかな…」「じゃあ私は2本」と皆さん控えめな様子。しかし虎視眈々と優勝を狙う闘志を秘めているようです。皆さん口が笑っていても目が笑っていない。

最初にインストールするのは誰?

OSインストールは、およそ15分程度でほぼ全員同時に完了し、各々が思い思いに作業に着手します。

ダウンロードなどの妨げになるIESECの無効化、はまるポイントになるファイヤーウォールの無効化を全員が実施しました。その後、IISの役割追加を行います。

IISの役割追加をしつつ、FirefoxやGoogle Chromeをインストールする選手がいれば、検索エンジンの設定をGoogleに変更する選手もいたり、またお気に入りのエディタをインストールする選手もいれば、公式ルールで使用が認められたWPI(Web Platform Installer 2.0)のダウンロードをする選手がいたりと、IISの設定、Perlのインストール、MySQLのインストールなど様々なタスクが同時並行でどんどん行われていきます。

しばらくして最初のインストール報告の為に手が上がったのは、決勝戦が始まってから32分が経過した13時52分、jkudoさんでした。

今大会では、インストールが完了した時点で選手が手を挙げ、審査員が動作確認した後スコアボードにシールが貼られていくという方式が採られました。無事にpukiwikiの動作確認が行われ、1つ目のシールが貼られました。

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Hyper-VやSQL Serverなどの技術に興味を持ってきた自称SE。最近は、SQL Serverをベースに開発されたクラウドデータベースのSQL Azureに熱中している。一方で、Windows Phone 7にも興味を惹かれており、妥協案としてWIndows Phone 7でSQL Azureと連携させようと企む日々。

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