使えるスクリプト！第1回

codereposや雑誌、ブログを活用する！

　coderepos（http://coderepos.org/share）は個人的に使っているソースコードのリポジトリをみんなで共有しようというプロジェクトです。言語ごとにディレクトリが分かれているので、PHPのライブラリを簡単に探すことができます。PHPのライブラリに関しては「/lang/php（http://svn.coderepos.org/share/lang/php/）」から取得することができます。

　よく使われる定番ライブラリや大規模プロジェクトのものなどは、これまで紹介したポータルサイトによらずに独自に配布を行っているものがあります。そのようなライブラリを探すには検索するのが一番です。適当なキーワードで検索すれば、たいていの場合目的のライブラリが見つかるかと思います。

　また、雑誌やWebの記事を定期的に読むようにしましょう。記事内で取り上げられるライブラリは実績も豊富な定番ライブラリも多く、安心して活用することができます。

　ブログで積極的にPHPの情報を発信している方がたくさんいます。時には人柱として新しいライブラリを評価してみたり、新しいライブラリを公開してみたり、ライブラリの使い方を解説していたりと有用な情報が多くありますので、ぜひ活用してみましょう。「Planet PHP Japan（http://planet.php.gr.jp/）」というPHPの情報を発信しているブログをまとめたものがありますので、最初はこれをウォッチしてみるのがいいと思います。

有用なライブラリかどうか判断する

　せっかくライブラリが見つかっても、本当に有用なライブラリかどうか判断しなければうまく活用できません。公開されてるライブラリでも、もしかしたら開発中でバグが多く存在してる場合もありますし、作り込みが甘くて使いづらいものも中にはあるかもしれません。

　でも、そのライブラリが有用かどうかはどのように判断すればいいでしょうか。判断するための材料はいくつかあります。次のページで解説していきましょう。