PHPのエディタを選ぶコツ! 2

Expression Web 2を使ってみよう!

Expression Web 2を使ってみよう!

 Expression Web 2を起動すると図2のような画面が立ち上がります。Expression Web 2はいわゆるWYSIWYG編集可能なエディタで、HTMLタグを意識することなく編集することができるのが大きな特徴です。知名度の高い有名なソフトと言うと、Adobeが発売している「Dreamweaver」が挙げられるでしょう。

 Expression Webの編集ビューは大きくわけて3種類です。Webブラウザで見たままの画面を編集する「Design」ビュー、HTMLを直接編集する「Code」ビュー、その両方を表示する「Split」ビューがあります。

 今回はあくまでもPHPプログラムの開発環境としての検証なので、SplitビューもしくはCodeでの作業を中心に行います。今回はDesignビューでの見え方も気になったのでSplitビューを選択し、作業を進めました。編集ビューの選択はエディタ下部のボタンを押すかメニューから「View → Page」を選択することで切り替えが可能です。

PHPスクリプトを書いてみよう!

 では実際にPHPスクリプトを書いてみましょう。まずはメニューの「File → New」から新しいPHPファイルを作ります。

 新しいファイルを作ることができたら、さっそくプログラムを書いてみましょう。

タグで囲われたエリアに以下のプログラムを書きます。

 

 PHPスクリプトを追加し、Designビューを見ていると何も表示されていません。筆者が昔Dreamweaverを使っていた時にはPHPスクリプトが書かれている、というマークが表示されていたのですが、Expression Web 2のデフォルトの設定ではどうやら表示されない設定になっているようです。

 これはキーボードショートカットの「Ctrl+Alt+/」、もしくはメニューから「View → Formatting Marks → Show」を選ぶことで表示させることが可能です。デザインを確認する際にどこにPHPスクリプトが書かれているかわからないのは不便なので、この表示は常にONにしておいた方が良いでしょう。
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