「BIND 9.11.2-p2/9.10.4-p5/9.9.9-P5/9.9.9-S7」リリース、複数の脆弱性を修正
2017年1月12日(木)
DNSサーバ「BIND」に、複数の脆弱性が発見された。この脆弱性は、CVE-2016-9131、CVE-2016-9147、CVE-2016-9444、CVE-2016-9778にて指摘されている。
この脆弱性は、クエリに対して不正なレスポンスによるrecursiveのassertion failureの危険性などを含んでいる。重要度はいずれも「High」。ISCは、この脆弱性を修正した「BIND 9.11.2-p2/9.10.4-p5/9.9.9-P5/9.9.9-S7」をリリースしており、BINDのユーザは早期のアップグレードが推奨される。
修正されたバージョンのISC BINDおよびISC DHCPは、Webサイトから無償で入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
US-CERTによるアナウンス
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