Concrete5ってCMSを知ってますか?
Concrete5ってどんなCMS?
Concrete5は、最近、じわじわと知られはじめてきたCMSで、今までのものとは編集方法やレイアウトの仕方などが違うのが特徴です。違うといっても便利に使いやすくなっているので、覚えておいて絶対に損はありません。特にコーポレートサイトを作成する場合は、ほかのCMSよりも作りやすそうです。
そこで本連載では、4週にわたって実際に筆者の会社のコーポレートサイト「株式会社マイニングブラウニー」(http://concrete1w.miningbrownie.co.jp/)を作りながら使い方を解説していきます。
それでは実際にインストールして使ってみましょう!
Concrete5は、PHPとMySQLで動作します。まずは、「Concrete5日本語デモサイト(http://concrete5.miningbrownie.org/)」から、最新版であるConcrete5.2.0(concrete5.2.0.ja.zip)をダウンロードしてください。これは私のところで翻訳を進めている日本語版です。まだまだ不完全ではありますが、日常使用するにはあまり問題は無いはずです。
ダウンロードしてきたファイルを解凍し、FTPなどでサーバーにアップロードしましょう。また、第3回以降ではデザインを変更するときにファイルを編集しますので、もしオーサリングソフトなどを使う場合は、そちらへのインポートをしておくと良いでしょう。
それではアップロードしたものをブラウザから見てみましょう。ブラウザでアクセスすると、いきなりインストール画面になります。
このインストール画面は日本語になっていれば、日本語で使うことができます。また、左側のチェックに一時停止のマークが無ければ、そのサーバーでConcrete5を使うことができます。
一番下のバージョン比較が有効という項目に警告が出ているかと思います。これはアップロードした「concrete/libraries/3rdparty/htmldiff.py」の属性を755にすることで解決します。
Concrete5はこの画面でインストールできるかチェックし、インストールできる環境であればフォームに値を入れることができるようになります。
それでは実際にサイト名、メールアドレス、MySQLのサーバー、MySQLのユーザー名、MySQLのパスワード、MySQLのデータベース名を入れて、Concrete5のインストールボタンを押してください(図1)。以上で、インストールが完了です。