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アップルのSwiftオープンソース化の狙いとは、大賞は2社―第1回Ruby bizグランプリ発表、ほか

2015年12月25日(金)
吉田 行男
18日、アップルストア銀座で「Swiftのオープンソース化とイノベーション」と題するセミナーが開催されました。

こんにちは、日立ソリューションズの吉田です。

沖縄では、12月というのに25度を超える日が続いていますが、この暑さも24日以降は下がり、ようやく冬の訪れを実感する日々が続くようです。

今週もOSSに関する注目すべきトピックをとりあげましたので、ゆっくりとご覧下さい。

Linux FoundationがOSS分散台帳フレームワークの開発を発表―ブロックチェーン技術の企業への展開を視野に

The Linux Foundationは17日、ブロックチェーン技術に関する新しい共同開発プロジェクトを発表しました。商取引を支える堅牢な業界向けアプリケーションやプラットフォーム、ハードウエアシステムの構築をめざし、分散型台帳(分散レジャー:Distributed Ledger)フレームワークをオープンソースで開発し、その開発者を育成します。このプロジェクトには、米国IBM社や米国インテル社、米国ヴイエムウェア社、アクセンチュア、シスコ・システムズ、J. P. モルガン、ロンドン証券取引所グループ、R3の他、日本企業では富士通や三菱UFJフィナンシャルグループなど、主に日米欧のITや金融に関する合計20社が早期から関与しています。

(参照記事:http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1512/18/news131.html

OSSのクラウドネイティブアプリケーション運用基盤開発プロジェクト:Cloud Native Computing Foundationに富士通やNECも参加、インテルは検証環境を準備

Linux Foundationの協業プロジェクトで、クラウドネイティブなアプリケーションやサービスの開発促進に取り組む「Cloud Native Computing Foundation」(CNCF)は17日、新たに参加するメンバーを発表し、組織運営の方針も明らかにしました。CNCFは、「クラウドネイティブなアプリケーションやサービスの構築と保全」をめざして2015年7月に発足したプロジェクトで、クラウドネイティブなアプリケーションやサービスのためのオープンソース技術、リファレンスアーキテクチャ、共通フォーマットを開発しています。

(参照記事:http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1512/22/news108.html

アップルがSwiftのOSS化で狙うもの―GitHubで企業とコミュニティーの連携が進む

18日、アップルストア銀座で「Swiftのオープンソース化とイノベーション」と題するセミナーが開催されました。多くのオープンソースソフトウェアプロジェクトや開発者に利用されている、ソフトウェア開発支援サービス「GitHub」の共同創業者Scott Chacon氏と、モバイル向けデータベースである「Realm」のテクニカルアドバイザーである岸川克己氏が登壇し、企業でのオープンソース化の潮流と、Appleがオープンソース化したプログラミング言語「Swift」の影響について語りました。

(参照記事:http://japan.zdnet.com/article/35075308/

第1回Ruby bizグランプリ発表、大賞はトレジャーデータとユビレジ

17日、「Ruby biz Grand prix 2015」(Ruby bizグランプリ)の表彰式が開催され、各賞の受賞者が発表されました。今回が1回目となる同グランプリは、ビジネス領域でプログラム言語「Ruby」の特徴を生かして新たなサービスを作り、世界へ発信している企業、団体、個人を表彰するものです。国内外からノミネートされた30社から選ばれた大賞はトレジャーデータとユビレジの2社で、特別賞としてHipByte、GMOペパポ、マネーフォワードの3社を、さらにエンタープライズパイオニア賞としてべニックソリューションとテクノプロジェクトが選ばれました。

(参照記事:http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/121804142/

OSだけでなく、ITインフラで包括的に顧客支援―レッドハット新社長就任会見

レッドハット社は21日、11月26日付けで代表取締役社長に就任した望月弘一氏の就任会見を開催しました。今後3年間のビジネス目標について同氏は「国内IT市場成長に対して大幅な成長、3年間のビジネスプランで大幅売り上げ増、Linuxビジネスの成長を維持しつつ、クラウド、ITマネージメント、アプリケーション基盤ビジネスの大幅拡大、従業員数の大幅増強、地域拠点の拡充と強化を実現していく」と胸を張りました。

(参照記事:http://news.mynavi.jp/articles/2015/12/22/redhat2015/

編集後記

今週は、忘年会もそろそろ追い込みの時期のようです。中でも22日に参加した日本OSS推進フォーラム クラウド技術部会の忘年会は、秋葉原のメイドカフェで実施され、大変面白いイベントになりました。
さて、今回が今年最後の配信になります。新年は1月7日の配信が最初になります。2015年の振り返りと2016年の展望を少しご紹介できればと思っています。それでは、皆さま良い年をお迎えください。

株式会社日立ソリューションズ
2000年頃より、Linuxビジネスの企画を始め、その後、オープンソース全体の盛り上がりにより、Linuxだけではなく、オープンソース全般の活用を目指したビジネスを推進している。
現在の関心領域は、OpenStackを始めとするクラウド基盤、ビッグデータの処理基盤であるHadoop周辺及びエンタープライズでのオープンソースの活用方法など。
 
株式会社日立ソリューションズ 技術開発本部
オープンソース技術開発センタ 主管技師

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