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グーグルが第2世代の「Cloud SQL」ベータ版をリリース、米Mozillaが「Firefox 43」を公開、ほか

2015年12月18日(金)
吉田 行男
10日、米Google社は「Cloud SQL」の2世代目β版を公開。スループット7.5倍、容量最大20倍の高パフォーマンスを実現する。

こんにちは、日立ソリューションズの吉田です。

今週もなかなか冬の訪れを感じられることが少なく「暖冬小雪」が続いています。この週末はようやく本格的な冬らしい天気分布になるようで、各地から初雪の便りも届いているようですが、去年よりも15日程度遅いようです。

今週もOSSに関する注目すべきトピックをとりあげましたので、ゆっくりとご覧下さい。

グーグルのMySQLデータベースサービス「Cloud SQL」、第2世代のベータ版がリリース

米国Google社は10日、「Google Cloud SQL」の2世代目のベータ版をリリースしたと発表しました。「Cloud SQL」はフルマネージド型のMySQLサービスとして2011年にリリースされたもので、最新版ではあらゆる規模の顧客に対して、スループットにして7.5倍、容量にして最大20倍という高いパフォーマンスを実現することができます。また、マネージドサービスとして提供されるため、データベースに対するバックアップやパッチの適用、万一サーバが落ちたときのフェイルオーバーなど、運用に関わる作業はすべてGoogleが行うため、利用者は一切気にする必要がありません。

(参照記事:http://japan.zdnet.com/svc/nls/?id=35074786

「Apache Kylin」がトップレベルプロジェクトに昇格

The Apache Software Foundation(ASF)は8日、データ分析エンジンとして開発が進められている「Apache Kylin」がトップレベルプロジェクトに昇格したと発表しました。Apache Kylinは「Apache Hadoop」にSQLインターフェースとOLAP機能を提供するオープンソースの分析エンジンで、ペタバイト級の大規模なデータセットの分析を可能にします。対話的な分析を1秒未満のレイテンシで実行できる点が特徴で、TableauやExcelのような既存のBIツールと組み合わせて利用することもできます。

(参照記事:http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1512/11/news107.html

オープンソースで誰もが利用できるAIを―米著名起業家、研究者が結集しOpenAIを創設

米国テスラモーターズ社の会長兼CEOであるイーロン・マスク氏、シード段階のベンチャーキャピタルとして著名な米国Y Combinator社のプレジデントであるサム・アルトマン氏らは11日、AI関連技術の開発を行う非営利企業、OpenAIを設立したことを明らかにしました。OpenAIは、人工知能を人間のレベルに近づけるための研究および技術開発を、特定の事業やその他の目的にとらわれることなく行い、その結果を公開していくようです。

(参照記事:http://it.impressbm.co.jp/articles/13101

米EMC、新OSSプロジェクト「RackHD」と2プロジェクトの進化を発表

米国EMC社は8日、新たなオープンソースプロジェクト「RackHD」の立ち上げと、同社の主導する既存オープンソースプロジェクト「CoperHD」および「REX-Ray」の進化を発表しました。RackHDは、ローレベルのハードウエア管理をAPI経由で行えるツールを開発するプロジェクトで、同社の子会社であるVCEが開発・販売しているハイパーコンバージドシステム「VxRack」の管理ツール、「VxManager」のローレベル管理部分を切り出したもので、多数のサーバを利用する大規模データセンターにおける、ハードウエアのプロビジョニングに広く使えるようになることをめざしています。

(参照記事:http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1512/11/news058.html

「Firefox 43」正式版公開、Win用64ビット版がダウンロードページに登場

米国Mozilla財団は15日、Webブラウザ「Firefox 43」の正式版をリリースしました。Windows用、Mac用、Linux用があり、新たにWindows用の64bit版の配信が始まりました。プライベートブラウジング機能で、より厳しいトラッキング保護を利用できるブロックリストを選択できるようになりました。トラッキング保護はFirefox 42で追加された機能で、ブロックリストはMozillaが提携する米国Disconnect社が提供しています。

(参照記事:http://news.mynavi.jp/news/2015/12/16/048/

編集後記

先週は週刊OSSウォッチの番外編ということで、読者の皆様にお集まりいただき、いろいろとお話をする機会を頂戴しました。そこで、少しだけ裏話をご紹介させていただいたり、楽しい時間を過ごすことができました。久しぶりにお会いした方、初めてお会いした方、これからも週刊OSSウォッチをよろしくお願いします。

株式会社日立ソリューションズ
2000年頃より、Linuxビジネスの企画を始め、その後、オープンソース全体の盛り上がりにより、Linuxだけではなく、オープンソース全般の活用を目指したビジネスを推進している。
現在の関心領域は、OpenStackを始めとするクラウド基盤、ビッグデータの処理基盤であるHadoop周辺及びエンタープライズでのオープンソースの活用方法など。
 
株式会社日立ソリューションズ 技術開発本部
オープンソース技術開発センタ 主管技師

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