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| 積み上げ計算 | ||||||||||||||
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一般的なメジャーの値は最下層から順に加算していくことで上位階層の値が求められます。しかし、平均値や在庫の期首・期末の値などは単純に最下層から順番に積み上げる計算では求められません。分析ツールではこのような値の計算もBIツールの機能としてできなければなりません。 OpenOLAPの場合以下の7つの方法が選択できます。 |
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表3:計算機能 ![]() 図4:OpenOLAPの7つの集計方法 First/Lastは在庫分析で、一定期間の最初の値(期初在庫数)や最後の値(期末在庫数)を使用する場合、管理会計で預貯金や売掛金といった資産の残高や借入金、買掛金といった負債の残高を分析する場合に必要となります。これを実際のOpenOLAPの画面で見てみると図5のようになります。 このように、積み上げ計算機能は、分析ツールの利用対象となるBIアプリーションの種類を考慮してチェックする必要があります。 もう1つのチェックポイントとして、ディメンションの下位の階層から上位の階層を計算する場合の集計方法があります。積み上げ計算の方法によっては、必ず最下層から計算しなおさないと正しい値が得られない場合があります。例えばAvg(平均値)の場合でいえば、図6のように1つ下の階層から計算してしまうと、本当に必要な値とは異なった結果が出てしまう場合があります。 ![]() 図6:誤った平均値の計算の例 |
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