TOP>キャリアアップ> オージス総研とはどのようなイメージの企業なのでしょうかThinkITが分析する 優良企業の見える化第13回:企業ビジネスから顧客の望みを見える化する「オージス総研」2007/11/26前のページ 1 2 3 次のページ株式会社オージス総研加藤 正和氏1945年1月生まれ。67年3月東京大学工学部卒業。同4月大阪ガス入社。生産部生産技術センター副所長、敦賀基地計画推進室長、取締役生産部長を経て、2003年4月オージス総研社長に就任ガラス張りの応接室東京オフィスの受付と応接室。部屋毎にさまざまな土地の名前がつけられている。加藤氏 イメージでいえば「まじめ・誠実」です。顧客からは「コストが高い」といわれることもありますが、仕事の中身については非常に信頼していただいています。それがオージス総研の企業風土であり、財産になっているといえるでしょう。 一方で「チャレンジ精神に充ち溢れたユニークな会社」であると思います。新技術への取り組みはもちろん、新規分野への進出や顧客開拓においても、チャレンジ精神をもって望んでいます。 UMLやオブジェクト指向もその1つです。そういった仕事の中身にあこがれて、あるいは期待して入社してくる人が多いと思います。この環境の中で、社員は自分のやりたい分野で幅広く活躍することができます。社員の自己裁量は大きいといえますし、また教育制度も非常に充実しています。加藤氏 社員1人1人に対して、主体的にキャリアプランを考え、能力開発に取り組めるように多種多様な職種を整理/分類した「キャリアパス体系」を整備してきました。さらに今年度には、社内でITスキル標準をベースとした新しいキャリアフレームワークを発表しました。 このフレームワークのコンセプトは人材の市場価値を経営戦略にリンクさせ、オージス総研が目指すべき人物像を明示し、全社一丸となって計画的な人材育成を推進するというものです。 またITスキルだけでなく、論理的思考力や分析力、リーダーシップを育成する観点から、MBA教育で実績のある人材教育コンサルティング会社に協力していただき、「ミニMBA研修」を行っています。非常にハードな研修ですが受講者の評判は非常に高く、今後も継続して取り組んでいきたいと考えています。加藤氏 オージス総研の市場バリューが評価されている所は、1つはやはりモデリングであり見える化といった部分です。そしてもう1つは組み込みソフトウエアです。 見える化については、現在、金融や保険の分野でビジネスプロセスを整理することが重要だと考えられています。これまで「現場で勝手にやった」や「担当者の判断にまかせている」といった問題があり、それを見直す方法としてビジネスプロセスをUMLをベースに書き直してほしいというニーズが出てきました。 これは1〜2年前なら「そんなものに金を払うやつがいるか」といわれるところです(笑)。しかし今、ビジネスモデリングや可視化というのは、確実に1つのビジネス領域になってきているわけです。その点をいち早く手がけていたのはオージス総研の強みだといえます。 もう1つの組み込みソフトウエアについては、別の意味での整理が必要なところに来ています。さまざまな製品は次々と機能アップした結果として、その中身はぐちゃぐちゃになってきています。そこをオージス総研がモデル化や見える化を行い、きっちりと整理していくわけです。 整理していくことで、その製品の核であり、機能が発展する中で「変わらない部分」と「追加していく部分」が切り分けられます。オージス総研では「差分開発」と呼んでいるのですが、これまでの部分は何で新しい機能はなにか、という機能の明確な分離を行うことで、効率化と信頼性の向上を実現できます。 コピー機やカメラといった家電製品や自動車など、さまざまな組み込み系からのニーズが高まっています。そのベースにあるのはモデリングという発想です。そこでは明らかに差別化ができていると考えています。加藤氏 結果的にそうなったといえるでしょう。もう1つのオージス総研の強みとして「ベクトルを変えないで、その先に新しい時代の価値を積み上げていく」というものがあります。これは強みであると同時に、ある意味での経営戦略であり事業戦略といえます。次のページでは「オージス総研のこれから」を見える化! >>前のページ 1 2 3 次のページINDEX第13回:企業ビジネスから顧客の望みを見える化する「オージス総研」 オージス総研のこれまでの取り組みについて教えてくださいオージス総研とはどのようなイメージの企業なのでしょうか これからのオージス総研が目指す目標について教えてくださいThinkITが分析する 優良企業の見える化第1回見える化を推進するハイレベルな技術者集団「豆蔵」第2回検索結果を見える化する「マーズフラッグ」第3回blogと検索を軸に「革新的なサービス」を見える化する「ドリコム」第4回「顧客企業が本当にして欲しいこと」を見える化する「エルテックス」第5回「ユビキタスとは何か」ということを見える化する「ビートラステッド・ジャパン」第6回データベースだけではなく「次世代の企業システム」を見える化する「日本オラクル」第7回オフィスは見えるがスタッフの姿は見えず「Oracle専門サービス業」を生業とする「アゲハ」第8回「システムの現場」を見える化する「ウルシステムズ」第9回「検索ポータルの舞台裏」を見える化する「Google」第10回「マイクロソフトソリューション」を見える化する「アバナード」第11回「ユーザフレンドリーな検索」を見える化する「Baidu(百度)」第12回「社員のスキルアップ」を見える化する「ニスコム」第13回企業ビジネスから顧客の望みを見える化する「オージス総研」第14回顧客視点のサービスを見える化する「ピーエスシー」