|
||||||||||
| 前のページ 1 2 3 | ||||||||||
| Fedora CoreでPHPのインストール | ||||||||||
|
本連載ではもっとも広く使われているディストリビューションの1つであるFedora Coreを使って解説します。執筆時点で最新のFedora Core 6を対象に解説していきます。 Fedora Coreのインストールの仕方については、残念ながら本連載では割愛させていただきます。数多くの解説書や記事がありますので、そちらを参考にしてしていただければと思います。 筆者のお薦めはVMWareのようなバーチャルマシン上にインストールする方法です。バーチャルマシンを使うと、今使っているパソコンの中に仮想的にもう1台マシンを持つことができます。新たにPCを買う必要もありませんし、いつも作業しているパソコンですべての作業を完結することができます。 もう1つのお薦めはレンタルサーバのサービスを利用することです。月額数百円で借りることができますし、レンタルサーバなら面倒なインストールの必要ありません。手軽にはじめられ、そのまま一般のユーザに使ってもらうことも簡単にできます。 |
||||||||||
| Apacheのインストール | ||||||||||
|
Apacheは最初からインストールされていることが多いのですが、念のために確認しておきましょう。Fedora Coreでは「httpd」というパッケージ名でインストールされています。次のコマンドでインストールされているかどうか確認できます。
$ rpm -q httpd
もしインストールされてなければ、「パッケージ httpd はインストールされていません。」と表示されますので、次のコマンドでインストールしてください。
$ su -
パッケージのインストールにはroot権限が必要になりますので、suコマンドでrootになります。その状態でyumコマンドを使ってパッケージのインストールを行います。yumを使うと他に必要なパッケージもすべて自動でインストールしてくれるので簡単です。 パッケージをインストールしたら次のコマンドでApacheを有効にします。
$ su -
パッケージをインストールするだけでは使用できませんので、必ずサービスを有効にしてください。 |
||||||||||
| MySQLのインストール | ||||||||||
|
続いてMySQLをインストールしてみましょう。Apacheの時と同様にパッケージがインストールされているか確認します。
rpm -q mysql
インストールされてなければ、Apacheと同様にインストールします。
$ su -
mysqlの場合は「mysql-server」というパッケージも必要になるので、同時にインストールしておきます。インストールが終了したら、Apache同様MySQLを有効にしましょう。
$ su -
|
||||||||||
| PHPのインストール | ||||||||||
|
ここまでくれば説明の必要はないでしょう。コマンドだけ載せておきますので、今までと同じようにパッケージの確認とインストールを行ってください。
$ rpm -q php
このとき忘れずに「php-mbstring」と「php-mysql」もインストールしてください。「php-mbstring」は日本語を処理するために、「php-mysql」はPHPからはMySQLに接続するのに必要なパッケージです。 PHPの場合はApacheから実行されるのでサービスを有効にする必要はありません。パッケージのインストールだけで事前の作業は終了です。 |
||||||||||
| まとめ | ||||||||||
|
今回はPHPがなぜ必要なのか、そして何ができるのかを中心に、概念の説明と開発環境のインストールまでの作業を行いました。次回は最低限のサーバの設定を行い、実際にPHPを用いてどのように開発を行うかを説明します。 |
||||||||||
|
前のページ 1 2 3 |
||||||||||
|
|
||||||||||
|
|
||||||||||
|
||||||||||
|
|
||||||||||
|
||||||||||
|
|
||||||||||
|
||||||||||

