第1回:サンプルデモのREADMEとCallbackのデモ (3/3)

Celtix Samples
デモでもしようかCeltix

第1回:サンプルデモのREADMEとCallbackのデモ
著者:日本アイオナテクノロジーズ  江川 潔   2006/10/4
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サンプル1 Callbackのデモ

   「Callback」はクライアント側でCallbackオブジェクトを生成するデモで、EndpointReferenceTypeをサーバに通知します。EndpointReferenceTypeを使って、サーバがcallbackオブジェクトを呼び出すことができます。
必要条件

   celtix.jarがCLASSPATHに、JDKとantのbinディレクトリがPATHにそれぞれ登録されているのであれば、samplesディレクトリのREADMEにある環境変数の設定スクリプトを起動する必要はありません。環境変数が正しく設定されていなかったり、デモをビルドする際にwsdl2java、javacあるいはjavaコマンドを利用する場合は、環境変数の設定スクリプトを起動する必要があります。

注:以下のUNIX環境での手順は著者の環境で動作確認をしていません。Windowsの環境についてはWindows XP Professionalで動作確認を行っていますので、UNIXの手順で不明な点がある場合はWindowsの手順を参考にしてください。


antを使ったビルドと起動

   samples/basic_callbackディレクトリからant buildスクリプトによってビルドし、デモを実行します。

   UNIXとWindows共にビルドを行った後でサーバを起動します。

ant build
ant server

   さらに別のコマンドプロンプトからクライアントを起動します。

ant client

   WSDLファイルやクラスファイルから生成したコードを削除するには、次のコマンドを起動します。

ant clean


wsdl2javaとjavacコマンドを使ったビルドと起動

   samples/basic_callbackディレクトリからターゲットディレクトリのbuild/classesを作成し、WSDLファイルからコードを生成します。

   UNIXの場合は以下のコマンドを実行します。

mkdir -p build/classes
wsdl2java -d build/classes -compile ./wsdl/basic_callback.wsdl

   Windowsの場合は以下のコマンドを実行します。

mkdir build\classes
wsdl2java -d build\classes -compile .\wsdl\basic_callback.wsdl

   次のコマンドでクライアントとサーバアプリケーションをコンパイルします。

   UNIXの場合は以下のコマンドを実行します。

export CLASSPATH=$CLASSPATH:$CELTIX_HOME/lib/celtix.jar:./build/classes
javac -d build/classes src/demo/callback/client⁄*.java
javac -d build/classes src/demo/callback/client⁄*.java

   Windowsの場合は以下のコマンドを実行します。1行目がすでに設定されている場合は2行目から実行してください。

set classpath=%classpath%;%CELTIX_HOME%\lib\celtix.jar:.\build\classes
javac -d build\classes src\demo\callback\client\*.java
javac -d build\classes src\demo\callback\server\*.java


Javaコマンドを使ってデモを起動

   samples/basic_callbackディレクトリから次のコマンドを起動します。

   UNIXの場合は以下のコマンドを実行します。

java -Djava.util.logging.config.file=$CELTIX_HOME/etc/logging.properties
demo.callback.server.Server &
java -Djava.util.logging.config.file=$CELTIX_HOME/etc/logging.properties
demo.callback.client.Client ./wsdl/basic_callback.wsdl

   サーバがバックグラウンドで起動します。クライアントを起動した後で、サーバプロセスをkillコマンドで終了してください。

   Windowsの場合は以下のコマンドを実行します。

start
java -Djava.util.logging.config.file=%CELTIX_HOME%\etc\logging.properties
demo.callback.server.Server
java -Djava.util.logging.config.file=%CELTIX_HOME%\etc\logging.properties
demo.callback.client.Client .\wsdl\basic_callback.wsdl

   新しいコマンドウィンドウがサーバプロセスのために起動します。クライアントを起動した後に、コマンドウィンドウで「Ctrl-c」キーを押してサーバプロセスを終了してください。

   WSDLファイルやclassファイルから生成したコードとbuildディレクトリを削除するには次のコマンドを起動してください。

ant clean

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日本アイオナテクノロジーズ株式会社 テクニカルセールスマネージャ 江川 潔
著者プロフィール
日本アイオナテクノロジーズ株式会社
テクニカルセールスマネージャ   江川 潔

株式会社富士通SSLでNTT仕様のオペレーティング・システムの開発に従事したのち、日本ディジタルイクイップメント株式会社でNTT向けシステムの開発、その後、ソフトウェアとハードウェアのプリセールス活動を展開した。DECの合併を経て、現職のミドルウェア製品のマーケティング、アライアンス、プリセールスなどに従事。

blog「Essence is Real」
http://blogs.iona.com/essence/


INDEX
第1回:サンプルデモのREADMEとCallbackのデモ
 はじめに
 サンプルごとにREADME.txtを用意
サンプル1 Callbackのデモ
デモでもしようかCeltix
第1回サンプルデモのREADMEとCallbackのデモ
第2回configuration/dispatch_providerサンプルを試す
第3回handlersサンプルを試す
第4回hello_worldサンプルを試す
第5回hello_world_asyncサンプルを試す
第6回hello_world_httpsサンプルを試す
第7回hello_world_RPCLitサンプルを試す
第8回hello_world_xml_bareサンプルを試す
第9回hello_world_xml_wrappedサンプルを試す
第10回.NETとの相互運用サンプルを試す
第11回jms_pubsubサンプルを試す
第12回jms_queueサンプルを試す
第13回js_providerサンプルを試す
第14回managementサンプルを試す
第15回routing\soap_jms_httpサンプルを試す
第16回routing\xml_http_soap_jmsサンプルを試す
第17回soap_headerサンプルを試す
第18回streamsサンプルを試す
第19回ws_addressingサンプルを試す
第20回ws_rmサンプルを試す〜オープンソースソリューションのこれから

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