「Apache 2.4.68」リリース ─ 複数の脆弱性を修正

mod_http2、mod_ssl、mod_proxy、mod_dav_fsなどの問題に対応

6月9日 23:44

 Apache HTTP Server Projectは6月8日(現地時間)、Apache HTTP Server の安定版系列の最新版「Apache 2.4.68」をリリースした。

 「Apache HTTP Server」は、オープンソースのWebサーバソフトウェアとして高いシェアを持つソフトウェア。Webサイト配信、リバースプロキシ、認証、SSL/TLS、HTTP/2など多様な機能を提供する。

 「Apache HTTP Server 2.4.68」のハイライトは次の通り。
〇mod_http2のDoS脆弱性を修正(CVE-2026-49975)
〇mod_http2のファイルハンドル枯渇時のuse-after-freeを修正(CVE-2026-48913)
〇ap_regnameのヒープアンダーフローを修正(CVE-2026-44631)
〇mod_proxy_ftpの無限ループおよびXSSを修正(CVE-2026-44186、CVE-2026-29170)
〇mod_sslのOCSP処理におけるバッファ過読を修正(CVE-2026-44185)
〇.htaccess内の式処理による権限昇格問題を修正(CVE-2026-44119)
〇mod_headers/mod_mime、mod_xml2enc、mod_dav_fs、mod_proxy_htmlなどの不具合を修正
〇mod_sslでOpenSSL 4.0をサポート
〇mod_http2、mod_file_cache、mod_proxy_balancerなどの不具合を修正
など。

 今回修正された脆弱性には、DoS、use-after-free、バッファオーバーフロー、XSS、権限昇格、クラッシュにつながる可能性のある問題が含まれており、公開Webサーバやリバースプロキシを運用している場合、アップデートを施すことが推奨される。

 「Apache HTTP Server 2.4.68」は、公式サイトからダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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