矢野経済研究所、ITアウトソーシングサービス市場に関する調査レポートを発表

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矢野経済研究所、ITアウトソーシングサービス市場に関する調査レポートを発表

アウトソーシングSOX法SaaS

2007/2/1 17:00

日本版SOX法施行に向けてついに2兆円市場へ

矢野経済研究所は1月31日、ITアウトソーシングサービスについて市場調査を実施し、2010年度までの市場動向の分析・予測を行ったレポート「2007年版 ITアウトソーシングサービス市場の実態と将来展望」を発表した。本レポートの価格は15万7,500円(税込み)となる。

同資料によると2006年度のITアウトソーシングサービス市場は対前年度比7.4%増の2兆44億円に達し、2兆円を超える見込み。2008年の日本版SOX法の施行に向けて、内部統制強化対策の需要が急拡大しているという。

ITアウトソーシングサービス市場規模推移(2005年度〜2010年度予測)

2005年度〜2010年度の経年変化をみると、年平均成長率(CAGR)7.0%で推移し、2010年度にはITアウトソーシングサービス市場規模は、2兆6,223億円に達する見込み。サービス内容別では、NGN(Next Generation Network)において利用が期待されるSaaS(Software as a Service)や、国内企業の競争力確保に繋がるBPO(Business Process Outsourcing:業務処理のアウトソーシング)サービスの需要が増加すると予測しており、ITアウトソーシングサービス市場の成長は続くとしている。

問い合わせ先

株式会社矢野経済研究所

TEL:03-5371-6912

URL:http://www.yano.co.jp/

(ThinkIT編集局  曽我 一弘)

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