「exfatprogs 1.4.0」リリース ─ Windows互換性を改善

exFAT管理ツールがアップデート、パーティションテーブル作成対応やDOS属性操作ツールを追加

23:47

 exfatprogs projectは5月27日(現地時間)、exFATファイルシステム管理ツール「exfatprogs 1.4.0」をリリースした。

 「exfatprogs」は、Linux環境でexFATファイルシステムを作成、検査、修復、情報表示などを行うオープンソースツール群。mkfs.exfat、fsck.exfat、tune.exfatなどを含み、USBメモリやSDカード、外付けストレージなどで利用されるexFATファイルシステムを扱うために利用される。

 「exfatprogs 1.4.0」のハイライトは次の通り。
〇mkfs.exfatにパーティションテーブル作成サポートを追加
〇fsck.exfatに--put-mbrおよび--clear-mbrオプションを追加
〇mkfs.exfatにユーザー指定のupcase tableを利用する--upcaseオプションを追加
〇DOSファイル属性を表示・変更するlsdosattrおよびchdosattrを追加
〇フォーマット前に既存ファイルシステムやパーティションテーブルを検出するよう改善
〇大容量デバイスのフォーマット時のメモリ使用量を削減
〇短いread/write完了からの復帰処理を改善
〇32ビットオーバーフローや64ビットLBAセクタI/Oなど複数の不具合を修正
など。

 今回のリリースでは、mkfs.exfatがパーティションテーブル作成をサポートした。これにより、新規フォーマットしたデバイスがWindowsで認識されやすくなる。また、既存ボリューム向けには、fsck.exfatにMBRエントリを追加または削除するための--put-mbr、--clear-mbrオプションが追加された。安全性の面では、mkfs.exfatがフォーマット前に他のファイルシステムやパーティションテーブルを検出し、非exFATボリュームの上書きには-F指定を必要とするようになった。また、フォーマット時のゼロクリア処理や検証、進捗ログも改善されている。

 「exfatprogs 1.4.0」は、GitHubから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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