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| システムの構築をはじめる前に | ||||||||||||||
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本連載ではこれまでXMLDBを有効に活用するシステムの例として、XMLフォーマットを採用した提案書を活用する営業支援システムの設計を行ってきました。前回はXMLDBの構築、非定型文書である提案書の登録、登録した提案書の定型部分を用いて情報を取得するための検索式の検討を行いました。 検索式として、具体的にXMLDBに対する標準の問い合わせ言語であるXPathやXQueryをどのように用いれば、作成するシステムに必要な、項目指定による検索や、フリーワードによる検索が可能になるかを解説しました。 第4回では検討した検索式を組み込んだJavaプログラムを実装し、営業支援システムを構築していきます。 まず今回構築するシステムの機能について確認をしておきます。このシステムは営業支援を目的にしており、下記のような機能が必要になります。
表1:必要な機能 このシステムはユーザが直接操作するWebブラウザから、ビジネスロジックを実現するServletを介してデータベースにアクセスする3層レイヤのアーキテクチャを採用します(図1)。それぞれ表1の機能ごとに必要な処理を洗い出し、Servletとして実現してシステムを完成させます。 ServletからNeoCoreXMSのデータベース操作を呼び出すにはJavaAPI(xmsclient)を用います。このAPIはJavaプログラムからHTTPを使用してNeoCoreXMSのサーバにアクセスするもので、検索・更新・削除などの操作を可能にします。使い方の具体例は、以下のサンプルプログラムの中で説明します。詳細についてはAPIのJavaDoc (デフォルトでは\docs\Java_APIの配下)を参考にしてください。 |
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| 提案書登録機能処理の概要 | ||||||||||||||
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それでは機能ごとに、処理の概要と実装方法の説明を行います。提案書登録機能では、以下の処理が必要となります。
表2:必要な処理 |
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| 提案書登録機能をJavaで実装する | ||||||||||||||
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これらの処理をJavaにより実装するため図2のような構成にします。 ![]() 図2:提案書登録機能構成 実装するために主要なクラスとしては次のようなものがあります。
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| 提案書登録機能のプログラムサンプル | ||||||||||||||
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FileRegisterServletクラスのサンプルを以下に示します。この中で赤文字部分が実際にNeoCoreXMSへファイルをストアする処理になります。セッションを確立してDBにファイルをストアする流れは、RDBのLOB型カラムに登録する場合と大きく変わるものではないということを確認してください。 FileRegisterServlet.javaのサンプルプログラム
※注:
サンプルのため、一部省略しています。
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