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| Samba+CentOSでファイルサーバを作ろう | ||||||||||
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オフィスには様々な業務文書が存在し、中には長期保存が必要なものや社内で情報を共有するために必要な文書などがあります。場合によっては閲覧できる人を限定する必要のある書類などもあるかもしれません。 例えば人事部が扱う個人情報を他の部署の人に閲覧されることなく格納し、その文書を常に部内の人間だけが取り扱えるようにしたい。あるいは見積書などのフォーマットを常時取り出せるようにできたら便利でしょう。ファイルサーバが設置されていることで、部署ごとにデータ格納やデータの取り扱いに制限を設けることができ、常にファイルの出し入れが可能になります。 プリンタも1人1台ずつあるようなオフィスはほとんどないでしょう。プリンタをネットワーク上で共用して使用した方がコストもかからず便利です。そんな場合にはプリンタサーバが必要となります。CentOSとSambaを組み合わせれば、このようなことが容易に実現することができます。 ではSambaでファイルサーバを構築するための設定方法を解説していきます。 |
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| Sambaのインストール | ||||||||||
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Sambaとは、比較的廉価なLinuxシステムをWindowsネットワーク内のファイルサーバに仕立てることを可能にしたものです。LinuxマシンとWindowsマシンのデータ交換を簡単に行うことができ、プリンタサーバとしても機能を果たします。 Sambaの設定はサーバ側でユーザや共有ディレクトリの作成(/etc/samba/smb.conf)、環境設定、クライアントであるWindows側の設定をする必要があります。またSWATをインストールすることでWebブラウザ上でSambaの設定を行うことができます。 SWATとはSamba Web Administration Toolの略で、サーバの管理を容易にするためのものです。WebブラウザからSambaの環境設定ファイル(/etc/samba/smb.conf)を変更でき、Sambaサービス(smbd)の再起動も行えます。今回はこのSWATをインストールし、Webブラウザ上でサーバ側の設定を行います。 |
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| Sambaサーバ側の設定 | ||||||||||
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デフォルトの設定ではSamba上に登録されているユーザ以外は、共有フォルダにアクセスできません。まず下記コマンドで共有フォルダを作成します。
# mkdir /home/share
次に特定の許可されたユーザを作成します。パスワードの-aオプションは指定したユーザーを新しいパスワードとともにローカルの「pdbedit」ファイルに追加することを指示します。
# useradd smbuser
*初掲時に「smbpasswd」と記載しておりましたが、正しくは「pdbedit」のため、訂正させていただきます。(2007/07/23) |
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