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Webデザイナは知っていた 第5回:バナー広告の作り方(前編) 著者:シンクイット制作部 公開日:2008/03/13(木) バナー広告の内容を決める バナー広告を掲載するためにはもちろん料金が発生します。掲載料が高ければ高いほど、バナー広告に情報を詰め込みがちになってしまいます。 しかしそれでは情報量が多くなってしまい、強調したい部分も埋もれてしまいます。それではせっかくのバナー広告が無駄になってしまうでしょう。そのようにならないためにも、掲載内容の情報整理が必要になります。 まず、バナー広告に入れたい内容を箇条書きで書いていきます。情報の重要度を気にすると、余計なことを考えてしまうので、ひたすら書いていくのが重要です。 そのあと、それに優先度をつけて分類していきます。そこで優先度が低いものに分類されたものは、どんどん捨てていきます。それを繰り返すことで情報をシェイプアップすることができるでしょう。 その内容を2ページ目で紹介した「起承転結」に当てはめることで、バナー広告のストーリーはでき上がっていきます。 ![]() インプレッション効果とトラフィック効果を同時に意識する 筆者はバナー広告を初めて制作した時、とても苦労しました。バナー広告として完成しても、なかなかユーザに意識してもらえず、発注者側の期待する効果を得ることができませんでした。 今になって考えれば、ユーザに興味を持ってもらい、目的のWebサイト・ページに遷移させるという結果にこだわりすぎていたように思います。 経験を重ねるにつれて、次第にユーザに興味を持ってもらえるようになってきたのですが、その理由は意識の変化があったからです。 具体的には、クリックさせて目的のWebサイトに遷移させるトラフィック効果が得られなくても、バナーを目にすることで、広告メッセージや商品の認知が期待できるインプレッション効果を与えることに注力するようにしたのです。その努力を重ねることで、トラフィック効果も次第に得られるようになりました。 次回も、バナー広告の作り方について、Webデザイナの視点で活用できるノウハウをさらに紹介します。 |
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