|
||||||||||||||||||||||||||||||||
| 前のページ 1 2 3 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| セマンティックWebの標準化動向 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
|
現在、セマンティックWebに関する仕様は主にW3C(World Wide Web Consortium)で標準化されている。図7はW3Cで公開されている「セマンティックWebの技術階層」である。 ![]() 図7:セマンティックWebの技術階層 出典:W3Cの資料より野村総合研究所が作成 先に説明したメタデータは「XML」ならびに「RDF(Resource Description Framework)」で定義することができ、オントロジーは「RDF Schema」ならびに「OWL(Web Ontology Language)」で定義することができる。 また将来的にはより上位の仕様も標準化され、Rules層である「SWRL」などは情報リソースの扱いルールだけに留まらず、ビジネスプロセス上のルール記述への応用も進められている。基本的に上位の仕様が加わるにつれて、コンピュータが自律的に処理する範囲が広くなる(つまりコンピュータがより賢くなる)。
表2:セマンティックWeb技術階層の説明 出典:野村総合研究所
注1:
SWRL:Semantic Web Rule Language
注2: SWRL FOL:SQRL First Order Logic 注3: RuleML:Rule Makeup Language(RuleML.org) |
||||||||||||||||||||||||||||||||
| 今回のまとめ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
|
今回はメタデータとオントロジーを用いることで、情報リソースの意味やデータフォーマットが異なっていてもコンピュータに自律的に処理させることが可能になることを説明した。また情報リソースに付与するメタデータやオントロジーの記述はW3Cで既に標準化されていることも紹介した。セマンティックWebによるデータ統合の下地は既に整っている。次回以降はWeb 2.0ならびに企業における具体的な事例について解説していく。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
前のページ 1 2 3 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||


