TOPシステム開発> 実習:運用方式をアーカイブログ・モードに変更する(その2)
意外と簡単!? Oracle Database
意外と簡単!? Oracle Database 10g〜データベース構築の基礎編

第4回:運用方式をアーカイブログ・モードに変更する

著者:日本オラクル   2007/7/17
前のページ  1  2  3  次のページ
実習:運用方式をアーカイブログ・モードに変更する(その2)

   4.データベースの起動/停止の操作と同様に、OS のユーザー/パスワードとデータベースのユーザー/パスワードを入力して、「OK」をクリックしてください。

(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   5.さらに再起動の確認画面が表示されますので、「はい」をクリックしてください。


(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   6.次のような画面が表示され、再起動が実行されます。


(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

ポイント
再起動後の状態がEnterprise Managerにて確認できるまでには、多少時間が掛かる場合があります。

   7.アーカイブ・ログ・モードが「ARCHIVELOG」に変わっているとこが確認するには、ホーム画面より「メンテナンス」タブをクリックし、「バックアップ/リカバリ設定」の「リカバリ設定」をクリックしてください。「リカバリ設定」の画面が表示されます。メディア・リカリのARCHIVELOGのチェックボックスが既にチェックしてあるはずです。


(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

ポイント
ホーム画面の「高可用性」の表示の自動更新の間隔は、12時間になっています。変更を即時に確認したい場合は、上記の方法かSQL*Plus等のコマンドライン・ツールよりご確認ください。


初期化パラメータ

   データベースを導入するシステム固有の条件に合わせるために、必要に応じて初期化パラメータを設定/変更する必要性がある場合があります。Oracleではデータベースの構成パラメータとして、初期化パラメータ・ファイルとサーバー・パラメータ・ファイルの2 種類がありどちらかを利用することになりますが、それぞれは以下のような特徴があります。

初期化パラメータ・ファイル
Oracle7 の頃から存在するテキスト形式のパラメータ・ファイルで、テキスト・エディタでもパラメータを変更する。
サーバー・パラメータ・ファイル(デフォルト設定)
Oracle8i より導入されたバイナリ形式のパラメータ・ファイル。コマンドもしくはGUI ツールよりパラメータを変更する。

表2:初期化パラメータ・ファイルとサーバー・パラメータ・ファイルの特徴

前のページ  1  2  3  次のページ


日本オラクル株式会社
著者プロフィール
日本オラクル株式会社
OracleDirect テクニカルサービス部
http://otn.oracle.co.jp/


INDEX
第4回:運用方式をアーカイブログ・モードに変更する
  データベースの運用モード
実習:運用方式をアーカイブログ・モードに変更する(その2)
  実習:自動共有メモリー管理を有効にする