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渋谷氏 またSE時代の話になるのですが、当時苦労したのは仕事とプライベートの切り分けができないことについてでした。深夜にお客様に呼び出されてタクシーで出社することもあり、プライベートが侵食されることに大きなストレスを抱えていたのです。その対策として私が採った方法は、「心の大部分を占有しているのは仕事なのだ」と割り切って、仕事もプライベートの一部と考えるようにしたことでした。このとき気持ちの切り替えに成功したことで、その後も気分はずっと軽くなりましたね。この方針は今も変わらないので、仕事をするときにしかめっツラもしなくなりましたし、チームでプロジェクトに臨むのも楽しめるようになりました。以前は定時を過ぎると携帯の電源を切ったりしていましたが、今は週末に電話がかかってきても余裕を持って対応できますよ(笑)。 ![]() ネクタイ:身だしなみとして常に携帯しています このほかにも私ならではのリフレッシュ方法としては、銭湯の活用をあげていいかもしれません。仕事が忙しいときは自宅に帰ってお風呂でゆっくりするといっても、せいぜい10〜15分程度がいいところ。だから週末には近所の銭湯に足を運んで1〜2時間かけてゆっくりと身体の疲れを抜きながら、子どもとメールのやり取りをしています。この銭湯については1つ面白い話があって、私の銭湯好きが周囲にも伝染したのか、チームメンバーと会社帰りに銭湯に寄ることも多いんですよ。大江戸温泉物語やラクーアみたいに大きなところから会社の近くの銭湯まで、とにかく手ぶらでいける銭湯にみんなと出かけては、そこで裸の付き合いをしつつ仕事の話をすることもしています。また、ITコンサルタントは出張も多いポジションですが、出張先に銭湯があるとちょっとうれしかったりしますね。このあたり、仕事とプライベートを融合させた心の持ち方が今はいいように作用している良い例といえるかもしれません(笑)。 週末には子どもと一緒にドライブを楽しんでいます。ケータハムスーパーセブンというクラッシックカーなんですが、電気は走っていても電子制御がないアナログ感が楽しめる車です。 ITコンサルタントのようにデジタルな世界に身を置いているせいか、アナログ世界への憧れが強くなるんですね。ITのように目に見えないフィールドと違って、メカニカルな世界は目で見てわかる。その安心感がたまらない魅力なんです。 | ||||||||||
![]() ポストイット:やはりポストイットは必需品 渋谷氏 まず仕事の面についていえば、私のプロジェクトポリシーの1つに「プロジェクトごとに違うメンバーと組みたい」というものがあります。これは同じチームで動き続けることがつまらないというのではなく、ジャズのセッションのようにプロジェクトメンバー同士でいろいろなケースを経験してみたいという想いがあるのです。お客様もはじめて、チームのメンバーもはじめてという状況の中で、自分がどれだけのパフォーマンスを発揮できるかを確かめることが楽しみなのです。またプライベートな面で心がけていることは、ポジティブインセンティブです。 例えば子どもと何か約束をするときに、「零点を取ったら遊園地に連れて行ってあげない」というのではなく、「満点を取ったら遊園地に連れて行ってあげる」というように前向きな姿勢を見せてあげる。今は親子で英検取得のための勉強をしているのですが、「3級取ったら沖縄旅行に連れて行ってあげる」と約束したからがんばって勉強していますよ。たぶん、そのうち「早く連れて行ってよ」とせっつかれることになるんでしょうね(笑)。 | ||||||||||
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