「MariaDB 12.3.2 LTSリリース」 ─ 新系列が正式リリース、既存LTS版も同時にアップデート

新たな長期サポート版がGAに

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 MariaDB Projectは5月27日(現地時間)、オープンソースのリレーショナルデータベース管理システム「MariaDB Community Server 12.3.2」をリリースした。あわせて、既存の長期サポート系列のアップデートとして「MariaDB 11.8.8」「11.4.12」「10.11.18」「10.6.27」も公開されている。

 「MariaDB」は、MySQLから派生したオープンソースのリレーショナルデータベース管理システム。MySQLとの互換性を保ちつつ、独自機能や性能改善、セキュリティ強化などが継続的に行われている。

 「MariaDB 12.3.2」は、MariaDB 12.3系の最初のGAリリースであり、新しいLong Term Support(LTS)版として位置付けられる。「MariaDB 12.3系」は2029年6月までメンテナンスされる予定。

 「MariaDB 12.3.2」のハイライトは次の通り。
〇バイナリログ、SQL互換性、レプリケーション、オプティマイザ、セキュリティ、GIS、JSON関連の改善を反映
〇InnoDBのsnapshot isolationを既定で有効化
〇パスフレーズ保護された鍵のサポートを追加
〇SET SESSION AUTHORIZATION文を追加
〇file_key_management.soプラグインでSHA2をサポート
など。

 「MariaDB 12.3」では、InnoDBのsnapshot isolationが既定で有効化された。MariaDB Foundationでは、REPEATABLE READ分離レベルにおける正確性を高めるための変更としており、旧バージョンからアップグレードする場合は、トランザクション分離レベルに依存するアプリケーションの挙動を確認するよう呼びかけている。

 「MariaDB 11.8.8/11.4.12/10.11.18/10.6.27」は、既存のLTS版向けの修正リリースとなる。「10.6.27」には、MariaDB Cluster(Galera)に関する重要度の高い脆弱性修正も含まれる。

 「MariaDB」は、Webサイトからダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
MariaDB 12.3.2リリースノート
MariaDB 11.8.8リリースノート
MariaDB 11.4.12リリースノート
MariaDB 10.11.18リリースノート
MariaDB 10.6.27リリースノート

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