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徹底比較!! Webアクセスログ解析ソフト
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第2回:オープンソースアクセスログ解析ソフトの解析結果(1)
著者:システム・ウィーバー 塩田 修一 2005/2/28
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時間別集計
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時間別のリクエスト数の集計結果は図4の通りに表示されます。このようにどの時間帯のアクセスが多いのか、また少ないのかが解ります。アクセスの少ない時間帯が解れば、その時間にサーバの再起動やデータベースの停止が必要なバックアップ処理を行う時間帯を判断する材料となります。
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図4:Analogの時間別画面
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検索単語レポート
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SEO対策で重要なレポートとして、検索エンジンからアクセスされた検索キーワードの解析結果は図5の通りに表示されます。Analogの場合は、標準のまま利用した場合はURLエンコードされた状態で解析されますが、これでは何で検索されたのか解りませんので、なんらかの手段を使ってURLエンコードされた情報を基に戻す必要があります。今回はanalogurldecodeというURLデコード用のソフトウェアを利用して日本語表示しております。
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図5:Analogの検索単語レポート画面
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OSレポート
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アクセスされた結果の中にユーザエージェントが記録されている場合は、その中のキーワードから、どのようなOS上で動作しているブラウザからアクセスされているか解ります。その内容を集計した結果が図6の通りに表示されます。また、設定ファイルに登録された検索ロボット(GoogleBot)からのリクエスト数も把握することができます。
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図6:AnalogのOSレポート画面
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その他
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その他の解析結果には、状態コードレポート、ファイルサイズレポート、ファイル種類別レポート、ディレクトリレポート、リクエストレポートがあります。特にリクエストレポートはディレクトリ単位でどのURLが呼び出されたのか解ります。ECサイトなどの場合では、どのような商品が良く参照されているのか解りますので、サイトリニューアル時のデータになるでしょう。
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著者プロフィール
有限会社システム・ウィーバー 塩田 修一
オフコン、Windows上の業務アプリケーション開発におけるSE業務を一通り経験し、2000年4月にオープンソースを扱ってWebシステムの開発を行う会社に転職。2002年1月に有限会社システム・ウィーバーを立ち上げる。現在は、オープンソースと商用ソフトを組み合わせたWebシステムの企画・製作を行っている。
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