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| 徹底比較!! Webアクセスログ解析ソフト
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第２回：オープンソースアクセスログ解析ソフトの解析結果（1）
著者：システム・ウィーバー 塩田 修一 2005/2/28
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| AWstats
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AWstatsは無償で入手できるソフトウェアとは思えないほど非常に見やすい解析結果を表示しており、レンタルサーバでも数多く採用されております。また、SEO対策にも考慮されたものになっておりますので、筆者はいつもこのAWstatsを多用しております。
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| アクセス解析速度
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アクセスログの解析速度は速くはありません。Analogの解析と同じアクセスログファイルを使用して計測した結果は、7分41秒でした。Analogに比べて約5倍の差が出ております。
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| 解析結果ページ
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AWstats解析結果のトップページは図7の通りに表示されます。
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図7：AWstatsのトップ画面
（画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します）
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左部分はそれぞれの解析結果ページへのメニューになっております。次にページトップには、年月を選択できる画面が用意されています。Analogは全てのアクセスログを対象にして解析結果を表示しておりましたが、AWstatsは年月別にアクセスログの解析結果を表示します。よって、全アクセスログの集計結果を表示することは出来ません。
それでは、AWstatsの解析結果を確認していきましょう。
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| 月別履歴
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Analogと同様に月別のアクセス状況をグラフで図8の画面の通りに表示します。集計される項目は、訪問者数、訪問数、ページ、件数、バイト数になります。訪問者数は同じIPアドレスからのアクセスを基に計算されており、アクセスした人の数を把握することができます。また、該当1年間のそれぞれの合計数もカウントされますので、年間でのアクセス状況の遷移を把握することができます。
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図8：AWstatsの月別履歴画面
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| 日付別集計
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日付別のアクセス状況の集計結果を図9の通りに表示します。選択された年月の日別の集計結果が横にグラフで表示されどの日にアクセスが多いかが、ひと目で把握することができます。例えば、あるキャンペーンをサイト上で行った場合に、キャンペーンを行っていない日と比べることが可能になり、キャンペーンの効果を評価するのに非常に役立ちます。
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図9：AWstats日付画面
（画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します）
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| ロボット／スパイダーの訪問者（トップ10）
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AWstatsの最大の特徴であるSEO対策の結果を評価できる項目の1つとして、このロボット／スパイダーの訪問者集計結果があります。図10の画面の通りに検索エンジンが利用しているロボットが月に何回来たのか、また、最終の訪問日時が何時であったのかを検索エンジンのロボット単位で表示します。また、全リストをクリックすると上位10番以外の全てを表示します。このように検索エンジンから放たれるロボットのアクセス状況を把握できることはSEO対策をする上でなくてはならない集計結果です。
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図10：AWstatsロボット解析画面
（画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します）
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| 訪問の長さ
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サイト構築者として重要な情報として、訪問者がどれくらいの間サイトを見ていたのかが図11では解析されています。0秒から30秒を見た人が通常は多いのですが、他の訪問時間（滞在時間）と比べて極端に0秒から30秒の数字が高いと、魅力が無い、アクセス性が悪いサイトと判断できますので、改善する必要性が出てきます。
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図11：AWstatsの訪問時間の解析画面
（画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します）
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著者プロフィール
有限会社システム・ウィーバー 塩田 修一
オフコン、Windows上の業務アプリケーション開発におけるSE業務を一通り経験し、2000年4月にオープンソースを扱ってWebシステムの開発を行う会社に転職。2002年1月に有限会社システム・ウィーバーを立ち上げる。現在は、オープンソースと商用ソフトを組み合わせたWebシステムの企画・製作を行っている。
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